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*31話* ページ31

A「そういえば響先輩。」



本屋から出てAちゃんは俺に話しかけた。




A「あの…響先輩って…」



Aちゃんは言いにくそうにもじもじしていた。




そして…意を決したのか俺に目を合わせ




A「響先輩ってどんな女の人がタイプですかっ…!!」



と聞いた。





響「……はははっ!!」



俺は思わず笑ってしまった。



Aちゃんは顔を赤くして




A「わ…笑わないでくださいよっ!!」



と俺の体を軽くたたいた。



響「ごめんごめん。俺は…Aちゃんがタイプだよ?」



当然のことを言うとAちゃんはムスッとした。



A「そういう答えはいらないんですっ!」



と言う。



…と言われてもねぇ。




響「じゃあ…年下で足が速くて…陸上が好きな子かな?」




A「響先輩!
私、自分のいいところを聞いてるわけじゃないんですよ?!」




Aちゃんはそう言うが…




俺はなかなかAちゃん以外のタイプが見つからなかった。




響「でもどうしたの?いきなり??」



俺が聞くと…Aちゃんはうつむいて




A「実は今日、服を選ぶのにすごく時間がかかって。」




そう言うAちゃん。



A「だからその…
響先輩のタイプの服をこれから着ようかなって思って…」




そうごにょごにょ言うAちゃんは可愛かった。



俺は微笑んで




響「じゃあ一緒に選ぶ?服。俺のおごりで。」



A「え…ええっ?!」



響「その方がてっとり早いでしょ?」



A「でも…おごりなんて…」




響「俺にもかっこつけさせてよ?」




そう俺が言うとAちゃんは頭を下げて




A「じゃあ…お願いします…」



と観念したように言った。

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晴れの空(プロフ) - *玲奈*さん» 最後まで読んでくださってありがとうございます!貴重なご意見もありがとうございます!ぜひ参考にさせていただきます! (2017年6月12日 1時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
*玲奈*(プロフ) - 感動しました・・・(;_;)主人公の友達の恋ってどうですか? (2017年4月28日 23時) (レス) id: 2adcffaed4 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 彩夜さん» 最後まで読んで下さり本当にありがとうございました!感動してもらえたなら本当に何よりです♪ (2016年4月5日 16時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
彩夜 - 最後感動しました・・・( ;∀; ) (2016年4月1日 4時) (レス) id: 6a75434987 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - りょー.。さん» ありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです!! (2015年7月23日 17時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2014年1月28日 17時

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