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*14話* ページ14

しばらくして…目的地に着いた。



俺はもっとAちゃんを抱きしめていたかったが…




夏木「じゃあ行こうか。Aちゃん。」



そう言い抱きしめる力を緩めた。



A「は…はいっ」




Aちゃんの顔は真っ赤だった。




それが無性に可愛くて…



俺は自分の気持ちを必死に抑え、Aちゃんの頭だけをなでた。




最初はきょとんとしていたAちゃんだったが…




どこか嬉しそうな表情だった。




そんなAちゃんを見てふと思った。




千世は上手くやってるだろうかと。




『空は俺にまかせてください。』




そう言った千世。




そんなことを心配していると…




A「響!早く行こう!!」



Aちゃんがそう言い手をふる。




俺は苦笑してAちゃんの元へと走った。



今は気にしなくていい。




俺は…今はAちゃんだけを思ってればいいんだ。





Aちゃんとのお出かけの目的は…



姉のプレゼント選びだった。




そう言うとAちゃんはとても真剣に考えてくれた。




A「大学生の…お姉さん…」



そうして人のプレゼントのことを真剣に考えてくれるAちゃんは…



本当に素敵だなと思った。






そうしてAちゃんが選んでくれたプレゼントはアロマテラピーだった。



きっと姉貴も喜ぶだろうな…と思っていた。




A「これで目的達成ですね〜」




役目が終わったからか、安心するAちゃん。





…もう終わりなのか?





ふとそんなことを思った。




それは嫌だった。




もっと…もっと…一緒にいたい。




そう思った俺は無意識にAちゃんの腕をつかんでいた。

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晴れの空(プロフ) - *玲奈*さん» 最後まで読んでくださってありがとうございます!貴重なご意見もありがとうございます!ぜひ参考にさせていただきます! (2017年6月12日 1時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
*玲奈*(プロフ) - 感動しました・・・(;_;)主人公の友達の恋ってどうですか? (2017年4月28日 23時) (レス) id: 2adcffaed4 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 彩夜さん» 最後まで読んで下さり本当にありがとうございました!感動してもらえたなら本当に何よりです♪ (2016年4月5日 16時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
彩夜 - 最後感動しました・・・( ;∀; ) (2016年4月1日 4時) (レス) id: 6a75434987 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - りょー.。さん» ありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです!! (2015年7月23日 17時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2014年1月28日 17時

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