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004* ページ4

「焼却炉なんてまた嫌なところに捨てるもんね…」



私ははぁっとため息をついて焼却炉から机を出した。



おかげで制服は煤まみれ。



トイレに寄って煤をとってから教室に行かないと…と思っていると




「A」



「あ…新太。」



「お前またやられてんのかよ」



新太は私に近寄りながら言う。



「まあこんなのずっと小さい頃からやられてるし、慣れてるわよ」




私はスカートの煤を手で払いながら言い顔をあげたとき私は新太の腕の中にいた。




「新太、ちょっとあんまりくっつくと煤が…」




「別にいいよ」




新太は一層私を抱き締める力を強めた。




「…貴方もクラスの子に負けず劣らずの馬鹿ね」



私はそう呟くと新太が満足するまで身を預けた。



新太からは優しい洗剤の香りがした。









「Aと新太…」


虚ろな瞳で私たちを遠くから見つめる皐月に私たちは気づかないでいた。

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晴れの空(プロフ) - 空百合さん» コメントありがとうございます...!!こうしてコメ残してくれることがほんとに嬉しいです...わかりました!更新頑張りますね...!ほぼ休止状態が激しいですが応援してくれると嬉しいです! (2018年9月23日 17時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - なんてコメントすればいいのかわからないんですけど……続きがすごく気になります!特に、20番のお話は好きです。やめないでくださるとうれしいです……! (2018年9月19日 2時) (レス) id: b07a96ee40 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» 完結させられるように頑張ります!新しい作品も作りますのでぜひリクとかもしあれば気兼ねなく言ってください...!!本当にありがとうございます!! (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» ありがとうございます...!!今すごく泣きそうです...もう私の作品なんて楽しみにしてくれる人はいないのかもしれないってすごく思ってたのでこんな温かいコメント頂けて嬉しいです... (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ar - 初めてコメントさせて頂きます。今回の作品で初めて晴れの空さんの書かれている作品を拝見させて頂きましたが、更新を毎日楽しみに待っております!今回も完結まで読ませて頂きたいですし、今後も他の作品が是非見たいです! (2018年9月4日 21時) (レス) id: 3a674cfdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2018年3月17日 20時

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