※この先、狂犬注意。No４[名前変換オリジナル]

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煌雅side



煌「…はぁ？Aと幸也がいなくなった？」



「すみません…！！目を離したスキにどこかへ行ったみたいで…！！」



煌「ちっ…あのカス共が…！！」



俺は見張りをしていた赤髪を蹴り飛ばした。




「すいません…！！すいませ…」



煌「Aだけは必ず探し出せ。あいつはあれでも囮なんだ。」




「はっ！！」



煌「あのスパイはほっとけ。いずれあいつは死ぬ。」



「はっ！！」



赤髪は自分の子分を連れて出て行った。





煌「Aにしちゃあ上手くやんじゃん？」




俺は瞳孔を開かせたままニヤリと笑った。




そして





煌「おい。」



「なんでしょう？」



俺が呼ぶとすぐ現れ、俺の前で片膝をつく男。




煌「…俺もAを探しに向かう。」



「はっ。お供させていただきます。」



煌「ああ。お前もこれ、着ろよ？」




俺はそう言い木馬と書かれた特攻服を男に渡した。




「…もう隠さなくてもいいってことですね？」




煌「ああ。お前はもう俺の片腕だからな。」




「それはありがたきお言葉です。」



煌「お前がいたから木馬は魔男裏をここまで追い詰めることができた。」




俺は目の前にいる敵だった相手…トキを見た。







煌「これから始まる正面対決、期待してるぞ。気持ちいいくらいに魔男裏を裏切れ。」




ト「もちろん、そのつもりですよ。」






トキはそう言うと正義の魔男裏ではない、悪の木馬のメンバーらしい笑みを浮かべた。

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