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昔、私は家族に宣言したことがある。
『私、大きくなったらパパみたいなかっこいい警察官になる！』
しかしお父さんは
『だめだ』
と私の夢を否定した。
『弱いお前が警察なんてなれるわけない』
お父さんのきつい言葉に私は泣いた。
…それ以来、私は夢を持たなくなった。
夢を持ったらまたお父さんに粉々にされてしまいそうで＿＿
ルミ「A？」
A「えっ？」
我に返ると目の前にルミがいた。
ルミ「難しい顔して大丈夫？」
A「あ…うん。平気。」
私はどうやらルミの部屋に来てるようだった。
ルミ「あ、見て！これ入学式の時の写真！」
ルミは私を元気付けてくれようとしてるのか
いつもより大きな声で話した。
そんなルミに悪いなと思いだした私は
A「そういえばルミのお父さんって
何をやってる人なの？」
と私から聞いてみた。
ルミ「政治家だよー」
とさらりと言うルミに私は目を丸くした。
A「政治家…？」
ルミ「そ！だから私も一応政治家目指してるんだよねー」
ルミがははっと笑って言った。
A「ルミなら絶対なれるよ！
それに対して私なんて夢すら持ってなくて…」
私がそうこぼすと
ルミ「…偉大な政治家ほど
自由で自分を持ってる人だってお父さんは言うんだよ。」
ルミはそう言うと私を見た。
ルミ「自分に素直になりなよ。
Aがやりたいと思ってることは何？」
ルミは私の手を握った。
A「私のやりたいこと、は…」
心のどこかではずっと望んでた。
…ずっと夢見てきた。
それはきっとお父さんの背中をずっと見てきた私だから消えない夢。
A「やっぱり私、警察官になる。」
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ころ嫁＠クロミしか勝たん。 - え、、神ですか！？ (2021年2月7日 15時) (
レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 桃華さん» ありがとうございます！未だにこうして作品を読んでくださる方がいるのはすごく嬉しいです。ぜひぜひまた見に来てください！わざわざコメントしてくださって本当にありがとうございます！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: e4780992c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとにもう最高でした!!!最後とか感動して泣きそうになっちゃいました(><)また作品見に来ますね!! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとに最高でした…!!!もうなんか最後感動して泣きそうになっちゃいました｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡また作品見に来ます！ (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます！どの作品も全然更新してなくて活動停止状態で申し訳ない限りです…才能なんて私には全くないのですがこういうコメントにすごく元気付けられます…また更新できたらしたいので他の作品もよろしくお願いします！ (2018年3月16日 1時) (レス) id: e35424cf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴れの空
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時：2015年3月13日 20時
