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153。 ページ20

『ったく、腹立つ。』





郁斗から来たLINEのメッセージ。





『まだイライラしてるの?』





私はそう返して少しだけ笑う。





だって郁斗の怒りようが想像できちゃうもん。





『当たり前だろ!』




『授業後の予定も潰れたしよ』




『いいじゃん?今度は休みの日に出かけようよ』





私がそう提案してみると





『…それならいい』





なんて素直な返事。





そんな郁斗にやはり愛しさを感じた。









煌「帰ってたんだったらただいまくらい言いなよ?」





A「っ?!」




いきなりドアが開いたかと思うと入ってくるのは煌雅。




そしてベッドに腰を下ろす私の横に勢いよく座ると






煌「俺、一応おにーちゃん、なんだけど?」





なんてバカにしたように言うから私は逃げるように立ち上がる。





A「もう私に構わないで。いい加減、迷惑。」





私はそう吐き捨てるように言った。





煌「…そんなん承知の上だろ?
俺はお前を困らせるためにやってんだから。」





煌雅はそう言うと私の手からスマホを取り上げた。





A「なっ!ちょっと!!」





煌「へぇ。また彼氏とイチャイチャしてたんだー」





煌雅は画面をスクロールさせながら言う。





A「返して!!」





煌「返してください、だろ?
敬語くらい使え。能無し。」





すると煌雅はスマホを私に投げ返した。





煌「ま、お前がそうやって魔男裏の総長と
遊んでるのは俺らにとっては都合いいけどな。」





煌雅は立ち上がり、私を見下ろすと








煌「木馬は魔男裏を吸収合併する。
…総長は俺。だから…魔男裏の総長は俺の手で消す。」







部屋に静寂が訪れた。

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ころ嫁@クロミしか勝たん。 - え、、神ですか!? (2021年2月7日 15時) (レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 桃華さん» ありがとうございます!未だにこうして作品を読んでくださる方がいるのはすごく嬉しいです。ぜひぜひまた見に来てください!わざわざコメントしてくださって本当にありがとうございます! (2019年3月4日 23時) (レス) id: e4780992c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとにもう最高でした!!!最後とか感動して泣きそうになっちゃいました(><)また作品見に来ますね!! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとに最高でした…!!!もうなんか最後感動して泣きそうになっちゃいました。゚(゚^ω^゚)゚。また作品見に来ます! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます!どの作品も全然更新してなくて活動停止状態で申し訳ない限りです…才能なんて私には全くないのですがこういうコメントにすごく元気付けられます…また更新できたらしたいので他の作品もよろしくお願いします! (2018年3月16日 1時) (レス) id: e35424cf3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2015年3月13日 20時

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