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A「なんでそんなこと、
アンタに決められなきゃいけないわけ？」
私は言い返してた。
A「あの事件は本当に残念だった、
可哀想だった。でも…」
私はキッと叶多を睨み返すと
A「アンタの過去なんて私には関係ない！」
私はそう叫ぶと思いっきり机を蹴り上げた。
机は大きな音をたてて横に倒れた。
それには叶多もびっくりしたようで
ようやく私の手を離した。
叶多「Aの脚力には驚くね。」
A「…叶多。
あの事件の犯人と郁斗は違うよ。」
叶多「は？そんなの知らないよ。
でもあいつは僕からAを奪ったじゃん。」
叶多は目を開きっぱなしで
叶多「あの犯人が僕から
家族を奪ったのと同じように。」
叶多はもう叶多じゃなかった。
改めて危機を感じた私は叶多に背を向けた。
叶多「A。
僕の手から逃げたところで状況は変わらないよ？」
彼はそう言うとニヤリと笑って見せたけど。
A「…まぁ常人ならここからは出れないね。」
私はそう言うとドアの端に手をかけた。
叶多「…っ？！」
私は今度は思いっきり腕に力を入れると
一気にドアをはずしてしまった。
ここのドアのたてつけが悪かったお陰で
あまり力を入れずに済めた。
私は初めて図書館の古さに感謝した。
「ドア…外れたし…」
するとドアの向こうにいたのは。
A「郁斗！！」
図書館の合鍵を持って呆然とする郁斗だった。
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ころ嫁＠クロミしか勝たん。 - え、、神ですか！？ (2021年2月7日 15時) (
レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 桃華さん» ありがとうございます！未だにこうして作品を読んでくださる方がいるのはすごく嬉しいです。ぜひぜひまた見に来てください！わざわざコメントしてくださって本当にありがとうございます！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: e4780992c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとにもう最高でした!!!最後とか感動して泣きそうになっちゃいました(><)また作品見に来ますね!! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとに最高でした…!!!もうなんか最後感動して泣きそうになっちゃいました｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡また作品見に来ます！ (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます！どの作品も全然更新してなくて活動停止状態で申し訳ない限りです…才能なんて私には全くないのですがこういうコメントにすごく元気付けられます…また更新できたらしたいので他の作品もよろしくお願いします！ (2018年3月16日 1時) (レス) id: e35424cf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴れの空
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時：2015年3月13日 20時
