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A「何…それ…」
ようやく発した言葉はそれだった。
郁斗「まんまの意味だよ。」
郁斗は冷酷にそう言う。
私は怒りに震えていた。
A「私をなめてるってわけ？」
郁斗「……」
何も明確なことを言わない郁斗にイライラした。
A「っ…もう髪の毛も離してよ！！」
私は一生懸命頭を振った。
でも郁斗の手が私の髪から離れることはなかった。
初希「A。その辺にしとけよ。」
そう口を挟むのは初希だった。
A「はぁ…？」
私のイライラは募る一方だった。
私はキッと郁斗を睨む。
『Aは不良なんかとつるんじゃダメよ』
お母さんの言葉はやっぱり正しかった。
こんな奴ら、一度でも信用した私がバカだった。
A「いい加減にしてよっ…」
私はそう消えかけそうな声で叫ぶと
郁斗「っ？！」
容赦なく郁斗の鳩尾に蹴りを入れた。
郁斗は油断していたのか、
腹筋に力を入れないまま倒れた。
郁斗「てめぇっ…」
初希「おい！郁斗、大丈夫か？！」
初希が郁斗の方へと駆け寄る。
私は息を切らしながらそんな二人を見下ろす。
初希「A…」
A「…私は不良が嫌いだったよ。」
勝手だし、何考えてるのか全然わかんないし。
何かあったら全部暴力で解決しようとするし。
…そうだよ。
私は不良がずっと嫌いだったのに。
A「…信じようと思えたのに。」
郁斗や初希の温かさに触れて。
一度は不良を信じようと、好きになろうと思ったよ。
…でももう無理。
A「最低＿＿＿＿＿＿！！」
それは絶叫に近かった。
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晴れの空(プロフ) - ♪snow♪さん» ぜひ生き抜きになれれば嬉しいです♪ なるべく更新速度が安定するように頑張ります！ (2015年3月2日 17時) (
レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
♪snow♪ - はい！息抜きに読ませていただきます！(笑) (2015年3月1日 1時) (レス) id: 2db66eacec (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - ♪snow♪さん» ですね…！つづきを書きたいのは山々なんですかしばらくお休み頂きます。すみません！！ そうなんですか？！受験生大変ですよね…私も来年が怖いですｗ楽しみにしてくださってるなんて嬉しいです！こんな作品でよければ息抜きに使ってくださいｗこれからも頑張ります！ (2015年2月15日 16時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - azusaさん» でも６−２で４時間も頑張ってる！！ｗすごい！歳よｗ歳ｗほんと困っちゃう…ｗ同い年だけどねｗ精神的に私の方が年上ｗ私一人で充分！azusaは私の文まで生きて…ｗｗ うんｗ寒くて死にそうだけどｗｗうんー！頑張るね！ (2015年2月15日 16時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
♪snow♪ - 急展開ですね･･･！私、今中3で受験生なのですが、晴れの空さんの作品毎日見てますね(笑)勉強しろよ！って、自分でも思っているのですが･･･(笑)。これからも楽しみにしています！ (2015年2月14日 14時) (レス) id: 3d36284e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴れの空
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時：2015年1月25日 11時
