●167話● ページ29
部屋に戻ったらいつの間にかはるきはいなくて。
私と翔は顔を見合わせて首をかしげた。
A「てかそれよりさ…そろそろ手…」
翔「絶対離さないからな?
だってまた誰かに食われそうになると困るし。」
さっきのはるきのことを言ってるんだろうと私は思う。
A「どうせこの別荘にいるし食べられるわけ…」
翔「は?お前、誰にも食われないと思ってんの?」
A「は。そりゃはるきもいないし食べられるわけないでしょ?」
すると翔はははっと笑いなぜか自分を指差した。
翔「ま、お前が一番気をつけなきゃいけねぇのは俺だから。」
……はい?
翔「俺だって男だし?Aを早く食いたいのは山々___」
A「ストップ!!」
どんどん近づいてくる翔を私は制す。
A「そ、そういうのはもっと時間を置いたらで…」
そう恐る恐る言ってみると翔は盛大なため息をついて。
翔「それ、この別荘にお前連れてきた意味ないし。」
すると今度は私の両腕をつかんだ。
A「ちょっ…離してよ?!」
翔「俺怒ったし。絶対離さねぇ。」
A「意地張らないで早く離してよ?!」
すると今度は一気に私との距離を詰めた。
A「ち、近いってば!」
翔「俺のこと好きって言えよ。」
いきなりの命令。
A「ぜ、絶対言わない!そんな恥ずかしいこ…」
すると翔は私の首に甘い痛みを残した。
翔「んじゃあ一生離してやらねぇからな。」
そう言う彼は私を独占したくてたまらないらしい、
『独占王子』_____________。
END
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晴れの空(プロフ) - ちょこらさん» こちらにもコメントありがとうございます!!そしてこの作品も最後まで…ありがたいです!続きの方考えてみるのでまたできるまで時間はかかりますが待っててくださるとありがたいです!これからもがんばります!! (2017年2月23日 18時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - yuriさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!!わかりました!また明日から更新再開させていくので他のが落ち着いたら続き書いてみます。貴重な意見本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2017年2月23日 18時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこら(プロフ) - 面白くて独占王子最後まで読みました!!最後に長男君の気持ちが変わっていくところが私は個人的に一番好きです!!ちょっと続きがみたくなっちゃいましたw!忙しいかと思われるのは山々なんですが、これからも頑張ってください!応援してます! (2017年1月13日 19時) (レス) id: ec9cb928d4 (このIDを非表示/違反報告)
yuri - 独占王子を最後まで読ませて頂きました。番外編として、長男くんとの別荘生活と今後の日常生活も書いて頂けると、とても嬉しいです。他の作品の制作などお忙しい事は承知しております故、そちらが一段落してからで構いませんので、宜しくお願い致します。 (2015年7月9日 7時) (レス) id: 094bb1079f (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - MomoKAa!!!さん» 最後まで…!ありがとうございます!光はほんと姉思いですからねー私もこんな弟欲しいですw よかっただなんて…!嬉しいです!ありがとうございます♪ (2015年1月7日 12時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時:2014年9月13日 15時