検索窓
今日:12 hit、昨日:47 hit、合計:172,021 hit

●160話● ページ22

翔「青崎ご苦労。下がっていいぜ。」



青「はい。それでは失礼いたします。」




青崎さんはそう言い残し、屋敷を出て行った。





A「行っちゃったねぇ…」




翔「ああ。これでやりたい放題だn…」




A「は、はぁっ?!何言ってんのっ!」




私はばしっと翔の背中をたたいた。




翔「ってぇ!ざけんな!俺は翔王子だぞ?!」




A「いーえ!
そんなことを言うのは変な男しかいないですー!」





私はそう言い頬をふくらませた。




やっぱり昨日の私の溢れた気持ちは何かの間違い?!




翔「んだよ…まぁいいけどな。時間はたっぷりあるわけだし。」





翔はそう言うと近くの壁に私を押し付けた。




ま、またこれ…!!




そう思った私は咄嗟に翔の前に手を出した。








翔「何、その手。」




A「だ、だって近いし…!!」




こうして話すだけでも吐息がかかるんだよ?!




翔「あー。照れてるのか?」




A「て、照れてなんかないし!」




翔「んならどかせよ。」




そう言い翔は片手で私の腕をつかむ。





A「無理!これ以上近くなんて…」





翔「お前に拒否権なんかないんだけど。」




A「え。」




すると翔は口の端を上げてにやりと笑った。






翔「さっさとどかせ、じゃねぇとどうなるか知らねぇよ?」





やっぱり翔の方が一つ優勢で。





私は渋々手をおろし、翔との距離は0になった。

●161話●→←●159話●



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (156 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
233人がお気に入り
設定タグ: , 王子 , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

晴れの空(プロフ) - ちょこらさん» こちらにもコメントありがとうございます!!そしてこの作品も最後まで…ありがたいです!続きの方考えてみるのでまたできるまで時間はかかりますが待っててくださるとありがたいです!これからもがんばります!! (2017年2月23日 18時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - yuriさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!!わかりました!また明日から更新再開させていくので他のが落ち着いたら続き書いてみます。貴重な意見本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2017年2月23日 18時) (レス) id: 181043f6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこら(プロフ) - 面白くて独占王子最後まで読みました!!最後に長男君の気持ちが変わっていくところが私は個人的に一番好きです!!ちょっと続きがみたくなっちゃいましたw!忙しいかと思われるのは山々なんですが、これからも頑張ってください!応援してます! (2017年1月13日 19時) (レス) id: ec9cb928d4 (このIDを非表示/違反報告)
yuri - 独占王子を最後まで読ませて頂きました。番外編として、長男くんとの別荘生活と今後の日常生活も書いて頂けると、とても嬉しいです。他の作品の制作などお忙しい事は承知しております故、そちらが一段落してからで構いませんので、宜しくお願い致します。 (2015年7月9日 7時) (レス) id: 094bb1079f (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - MomoKAa!!!さん» 最後まで…!ありがとうございます!光はほんと姉思いですからねー私もこんな弟欲しいですw よかっただなんて…!嬉しいです!ありがとうございます♪ (2015年1月7日 12時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2014年9月13日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。