独占王子。２[名前変換オリジナル]

●９０話● ページ43

A「誰？それ…」



梨亜「知らないの？！御門家当主の奥様よ？」




敦さんの奥さん…え、あの三人のお母さん？！




A「し、知らない…そういえば会ったことないかも…」




梨亜「めったに人の前に立たないって言われてるもんね…
当然だわ。」





私…失礼にてっきり亡き人かと…！！




梨亜「でもね、お厳しい方って噂よ。育ちが相当厳しかったらしくね。」




でもお嬢様の鏡と言われてた人だわ、と梨亜は付け足す。




厳しい…人？！




A「なんか会うの怖くなってきた…」




梨亜「えっ？！でもすごく綺麗なお方よ？うん。」




と梨亜は弁解するが綺麗な人って怖いって言われてるし…




A「ま、ますます怖くなってきた…」





梨亜「ごめんなさい！A！」





梨亜は必死に謝る。




私は別にいいんだよ？！と梨亜に言う。







しばらくしてお弁当が食べ終わった頃。




梨亜「あ、そうだわ。」




と言い梨亜は高級そうなバッグから何か取り出した。




梨亜「これ。私からのささやかな物だけど…光君に渡して？」




梨亜がそう言い私に渡したのは…




A「これ…」




それは光がずっと欲しがっていた新作ゲーム機だった。




それはバイトして精一杯の生活の私にはとても買えないもので…





A「梨亜…」




梨亜「受け取って？この前のショッピングセンターでは
私のいらないおせっかいのせいで嫌な気分にさせてしまったから。」




A「だからあれは梨亜が悪いんじゃ…！」




梨亜「お願い。もらって。」




そう言い梨亜は私の手をぎゅっとにぎった。




温かいぬくもりだけが伝わってくる。




A「あり…がと…」




そう言い私は涙が出そうなのをこらえてお礼を言った。

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晴れの空です。


夏休みも中盤までやってきたんですけどね…



私、課題なーんにも終わってないんです。



ちょっとずつしか手をつけてなくて…



なので少し更新する量が減るかもです。



ご迷惑かけてしまってすみません…全て計画的にやらなかった私の責任です。



いや…中２って大変ですね…ってつくづく思いました。



そしてこの独占王子。も夏休み中にはまた続編へと移行するかな…？



と思われます。


以上。晴れの空でした！

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