独占王子。２[名前変換オリジナル]

●６１話● ページ13

梨亜「光くんはどこに行きたい？」



光「え。」



いきなり梨亜に話しかけられて慌てる光。




光「じゃ、じゃあ…ゲーセン…」




梨亜「おぉーやっぱ男の子ってゲーセン好きよね〜」




なんて梨亜は言いながらさっきの店員さんに案内するよう言う。








光「で…でけぇ…！！」




近所の商店街にあるゲーセンとは大きさがケタ違いだった。




梨亜「お金を入れずに好きなだけ遊んでね？」




なんて梨亜が言うと光は走って行ってしまった。




A「光っ！…もう…」




目を輝かせてゲームをする光に息をつく私。




梨亜「じゃあ私達はその間に買い物しましょう？」




A「え？でも光は…」




梨亜「大丈夫よ。」




梨亜はそう言うと自分の付き人四人に光を見ておくよう言いつけた。




梨亜「さ。これで大丈夫でしょう？」




まぁ確かに四人もいたらね…と私は言う。




梨亜「ねぇ！服買いに行きましょうよ！」




A「服…そうだね。」






梨亜はとにかく私とおそろいのものが欲しいようだった。




私は服屋なんて全く行ったことがないため、戸惑っていた。




梨亜「Aはどういう服が好きなの？」




なんて聞かれても…




A「着られるものだったらなんでも…」




と返すしかできなくて。





梨亜「全部着られるわよ〜もちろん！」




なんて梨亜に笑われる始末。




そして梨亜は言うのだ。





梨亜「そうだわ！私がAをコーディネートしてあげる！」





…と。

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