Ｌｉｅ ｌｉｆｅ. [名前変換オリジナル]

１３Ｌｉｅ ページ14

麻貴「ねぇ〜Aには秘密ってある？」



A「ぶはぁっ？！」




俺は飲んでいたお茶を噴出した。




かける「なんだなんだ？きったねぇなぁーA。」




横でかけるが言う。




いらっとしたので腕をつねった。








A「秘密なんてあるわけないだろ。」




麻貴「嘘でしょ。」




きっぱり麻貴に言われ何も言えなくなる。



かける「まぁ確かになー俺ら、Aのことあんまり知らねぇし。」





かけるはつねられたところをさすりながら言う。




A「……わかった話す。」




麻貴「まじでっ？！」




麻貴がキラキラ目を輝かせる。








A「実は俺は……英語が苦手だ。」







俺がそう言うと二人はぽかんとした。




そしてしばらく間を置いて。




麻貴「Aは英語が苦手…！！いいこと聞いちゃった！」




かける「んな！ふふ〜英語で話すとAは弱るんだなっ」




二人はすごい笑顔だ。



俺の苦手なことを聞いて相当嬉しいらしい。






…よかった。二人が安定の馬鹿で。




俺は初めてそう思った。




麻貴「あ、私もじゃあ言わなきゃねー」




麻貴はそう言うとニコニコ笑った。






麻貴「私、好きな人いるんだよ〜！！」






俺はどんな秘密を暴露されるよりもそれが一番驚いた気がした。

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