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『たいよう保育園』


門から入って、保育室へ向かう。



「こんにちはー。」

ガラッとドアを開けて言いながら、室内を見渡した。



そこには園児と先生がチラホラ。

すると、園児の一人が言った。

「先生〜、来たよー!」
「すみません、今外にいるので、園庭に回ってもらえますか?」


はい、と笑顔で言って、外に出る。





園庭で遊んでいる子たちを見ていると、砂場で遊んでいた子が、私を見付けて駆け寄ってきた。







「まま〜」

ニコニコと私を呼ぶ。


「海人、遅くなってごめんね。」

私もにっこり笑って返す。




私の顔を覗き込む、くりくりした目。

本当に可愛い、愛しい私の天使。

この子のためなら、なんにだってなれるし、何だってできる。



海「まま、今日のご飯は何ー?」

A「一緒にお買い物行って決めようか。
でも海人、その前に手を洗わないとね(笑)」




「海人ー、お迎え来たんか。」

海「あっ、廉。ボク帰るね。」

廉「気ぃつけてな。海人の母ちゃん、また明日な。」

A「廉くん、ありがとね。廉くんはお迎えまだなの?」

廉「オレんち母ちゃん、今日は遅い言うてたで、もちっとあいつらと一緒に遊んだるわ。」

海人の友達の廉くんは、ちょっと大人びていて
とてもかわいい。


海「ばいばーい。」

廉「ほなねー。」




二人で帰路に着く。

海「今日ね、新しい先生が来たんだよ。」

A「そうなんだ。」

海「女の子みんな、キャーキャーって。
バラ組のユイ先生もカッコいいって言ってた。」

A「すごいね(笑)」

海「でも、ひまわり組の女の子はみんな、ボクの方がカッコいいって。」

A「(笑)良かったね。」






海人と手を繋いで歩くこの道のりが、

今、私の一番の癒しで、大切な時間だ。






海「まま、今日はお風呂で100まで数えようね。」

A「その前に海ちゃんは、ピーマンも食べようね。」

海「チェー。ボクもう4歳だよ!子どもみたいに言わないで。」

A「(笑)」




こんな穏やかな日が

ずっとずっと続きますように。

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きっちょむ(プロフ) - 碧さん» 碧さん、ありがとうございます!始めから岸君サブで、ちょこっとだけのつもりだったのが、予想外にいい子過ぎて一瞬岸君とハッピーエンドにしようかと思ったくらいです(笑)また応援よろしくお願いします!コメント嬉しいです♪ (2019年12月15日 23時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
- 良かったです!紫耀君カッコいいし、海ちゃん達は可愛いし…私、よく岸くんメインの小説読むんですけど、サブ?もいいなぁって思いました!おまけもホッコリして…ありがとうございました! (2019年12月15日 23時) (レス) id: 4ed223f98b (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - まってます。楽しみにしてます (2019年11月6日 22時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - atu66mi67yu129さん、ありがとうございます!私も書いていて楽しかったので、そう言っていただけると嬉しいです★おまけ更新した時にちょっと続編書きたいなぁと思ったので、どっかのタイミングで書きたいと思います! (2019年11月6日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - 楽しい話だったので更新が待ち遠しかったです。ぜひとも続編お願いします。 (2019年11月6日 21時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きっちょむ | 作成日時:2019年10月26日 16時

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