10 ページ10
ren side
「お前、そんなことで悩んでんのー?!」
電話の向こうで、ジンが笑っとる。
失礼なやつや。オレほんまに悩んでんねんて。
気がついたらいつもAの事ばっかり考えてもうて
些細な一言で嬉しなったり
オレばっかり好きなんかな思うて寂しなったり。
オレってこんなんやったっけ?
神「いやー、俺は、Aちゃんに限って他の男に目移りすることは考えらんないなー。」
永「ジンがそう言うてくれると安心するわ。」
オレらが話さなかったあの期間、ジンはAの相談相手やったらしい。
二人が付き合うてる言う噂をオレは信じてもうて
大変にショックやったんやけど。
後に二人共に「それは絶対ない!」と断言された。
ジン「まぁ確かに高校とは違うんだし、近寄りがたいとか大人びてるとか、そういう理由で引くやつは少なくなるかもなー。」
永「何やて?!」
ジン「だってストレートで入っても、4年生は22歳じゃん。俺らまだ18だし、太刀打ちできない部分もあるよな。」
永「あかん、あかんで…!」
神「俺には花蓮もいるし、Aちゃんに対しては仲間意識の方が強いから、恋愛感情ないよ。
でもさ、Aちゃん、顔もかわいいし、でしゃばらずに気配りできるし、そういうさりげない良さに気付いちゃうやつもいるかもね。」
オレは何も言えへんかった。
ショックやった。
そうや、Aモテとるやん…!
533人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きっちょむ(プロフ) - Kokoさん、ありがとうございます!楽しみにしていただけて、嬉しいです。おまけ、違う人目線のお話にしようと思いましたが、二人の話も入れようかな…。お楽しみに! (2019年10月22日 23時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
Koko(プロフ) - まだまだ2人の続きが読みたい!!いつも更新楽しみにしてました☆ (2019年10月22日 23時) (レス) id: 6359401af5 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - さちままさん、ありがとうございます!いつもコメント、励みでした。社会人編…いつか書けるかな。前向きに検討します! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - 二人仲直りできて良かったです。又いつか社会人編とか読んでみたいです。二人のラブラブならなんでもいいかなぁと思うくらいこのお話が好き。おまけ楽しみしてます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - りんりんさん、ありがとうございました!ここまできたら、ぜひ結婚してほしいですね!書いてて親みたいな気持ちになりました(笑)おまけも頑張りまぁーす! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きっちょむ | 作成日時:2019年10月14日 9時