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you side
永瀬と手を繋いで歩く。
久しぶりの永瀬の手の感覚に、ドキドキした。
永瀬の手が、意味ありげに動いて私の手をなぞり
私はキュンとした。
永「なぁ。」
永瀬は私の耳許に顔を寄せて言った。
「二人っきしでちゃんと話そうや。」
あの丘を目指して歩く。
きちんと向かい合って話した。
A「廉…私…ごめんねとしか言えない。
誤解したよね？ちゃんとあの日の事、言うから。」
「あの日ね…」
そこまで言って、私はその先が言えなくなってしまった。
永瀬の唇が、私の口を塞いでしまったからだ。
何度も何度も降ってくるキスの雨。
瞼に、頬に、唇に。
永瀬が、はぁ…と息をついで、私を見る。
その視線と甘い匂いにクラクラする。
永「A…」
「紫耀から聞いたで。」
「ほんま…ごめん。」
「Aの事、信じられんなんて、オレ最低やな。」
A「違う…！私がちゃんと言わないから！」
永「いや、Aは言うてたやん。信じてって」
「オレが自信なかってん。」
永瀬は私の目を見て言った。
「ほんまにAの事好き過ぎてな、どうしたらいいか分からん時があんねん。」
「でも、今回の事で、好きな気持ちはちゃんと言わんと伝わらん事が分かったで、それが収穫や。」
永瀬が私を見て微笑む。
永「A、愛しとる。」
「これからもずっと、オレの隣で笑顔見せてな」
私は返事の代わりに、永瀬に抱きついて
自分からキスをした。
二人で手を繋いで、寝転んで
耀く星空を見上げる。
二人の距離は0�僉�
その距離感に安心して
私は目を閉じた。
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きっちょむ(プロフ) - Kokoさん、ありがとうございます！楽しみにしていただけて、嬉しいです。おまけ、違う人目線のお話にしようと思いましたが、二人の話も入れようかな…。お楽しみに！ (2019年10月22日 23時) (
レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
Koko(プロフ) - まだまだ2人の続きが読みたい！！いつも更新楽しみにしてました☆ (2019年10月22日 23時) (レス) id: 6359401af5 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - さちままさん、ありがとうございます！いつもコメント、励みでした。社会人編…いつか書けるかな。前向きに検討します！ (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - 二人仲直りできて良かったです。又いつか社会人編とか読んでみたいです。二人のラブラブならなんでもいいかなぁと思うくらいこのお話が好き。おまけ楽しみしてます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - りんりんさん、ありがとうございました！ここまできたら、ぜひ結婚してほしいですね！書いてて親みたいな気持ちになりました(笑)おまけも頑張りまぁーす！ (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きっちょむ | 作成日時：2019年10月14日 9時
