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you side




花「Aちゃん、Aちゃん!」

花蓮ちゃんに呼ばれて、ハッとした。
ボーッとしていたらしい。


花「そろそろ私達の番だね。緊張する…。」
A「大丈夫だよ、花蓮ちゃん。私がずっと手を繋いでいてあげるね。」
花「それなら大丈夫そう(笑)Aちゃん、好き〜」
神「Aちゃん、その役は俺に任せてよ(笑)俺だって久しぶりに花蓮に会って舞い上がってるんだからさ。」



アハハ、と笑って神宮寺君に場所を譲る。

そこには永瀬がいた。

永「A、一緒に行こうや。」

さっきの事なんかなかったような、平気な顔。
私ばっかりドキドキしてるようで
なんかちょっと悔しい。


付き合ってるんだから、大人なんだから、
キスだってするし、その先も少しは経験してる。



でも、さっきのキスは、なぜか

特別な感じがした。



岸「おい、俺たちの番だってよ。」


ヒューとかわーとか言いながら、みんなでドカドカと入る。




入った先は、真っ暗で何も見えない。
さすがの私も怖くなったけど、隣にいる永瀬が
「A大丈夫か」と手を握ってくれたから
安心した。


ぎゅっと手を握り返す。






みんなで少しずつ進む。
私と永瀬はずっと手を繋ぎながら歩いた。


「結構怖いね」
「そろそろ次のお化け出てくるのかな」

どうやらみんなも怖かったらしく、やたらと話しながら歩く。





その時、横からゾンビの大群が突然出てきて
「ギャー!!!」「わー!!!」

みんなびっくりしたのか走り出してしまった。




永瀬はお化けよりもみんなの驚き具合にびっくりしたらしく、私の手をパッと離してしまった。






そこからは暗闇。
足音がしないから、みんな走って行ってしまったらしい。
1人取り残されるとは思ってもみなかったから
ちょっと不安になってしまった。






「どうしよう…。とりあえず出口を目指そう」
と歩き出したその時、誰かが私の手を握った。




私の手を握るなら当然永瀬だと思ったけど
何かいつもと違う気がする。




手を引っ込めようとしても、ぎゅっと握ったその人は離してくれない。





暗闇の中、目を凝らしてよく見ると







それは平野くんだった。

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作品ジャンル:タレント
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きっちょむ(プロフ) - Kokoさん、ありがとうございます!楽しみにしていただけて、嬉しいです。おまけ、違う人目線のお話にしようと思いましたが、二人の話も入れようかな…。お楽しみに! (2019年10月22日 23時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
Koko(プロフ) - まだまだ2人の続きが読みたい!!いつも更新楽しみにしてました☆ (2019年10月22日 23時) (レス) id: 6359401af5 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - さちままさん、ありがとうございます!いつもコメント、励みでした。社会人編…いつか書けるかな。前向きに検討します! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - 二人仲直りできて良かったです。又いつか社会人編とか読んでみたいです。二人のラブラブならなんでもいいかなぁと思うくらいこのお話が好き。おまけ楽しみしてます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - りんりんさん、ありがとうございました!ここまできたら、ぜひ結婚してほしいですね!書いてて親みたいな気持ちになりました(笑)おまけも頑張りまぁーす! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きっちょむ | 作成日時:2019年10月14日 9時

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