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you side
お化け屋敷の前に立つ。
『戦慄』とか『恐怖』とか、面白そうな単語が
並ぶ。
元々お化け屋敷が好きで平気な私。
対照的に、花蓮ちゃんは少し青ざめて、緊張しているように見える。
そんな花蓮ちゃんにそっと寄り添う神宮寺君。
うーん、絵になるなー。
感心していると、後ろから
「Aちゃん、怖くないの？」
と、声を掛けられた。
A「うん、昔から意外と大丈夫なんだよね。」
平「意外じゃないよ、何か平気そうだもん。」
A「えー。それじゃあ何か可愛げないみたいじゃん(笑)」
平「そんなことないよ、Aちゃんはかわいい女の子だよ。」
ほら、またこの目付き。
こうやって、私は平野くんに
何て返事していいか分からなくなる。
私が黙ったままいると、平野くんは笑って
「もしお化け怖かったらさ、平野にぎゅって掴まっていいよ〜」
と言った。
すかさず後ろから
「そうやな、オレがギューッと首締めたる。」
A「廉…」
平「アハハ。廉に締められても俺多分平気〜(笑)でも、怒られたくないから、ジンのとこ行こうっと。」
平野くんは「おーい、ジンー！岸くーん！」
と言いながら走って行った。
思わず「ふぅー」と息をついた私に
「大丈夫か？…ごめんな。」
と廉が言う。
A「何でごめんなの？楽しいよ。
神宮寺君や花蓮ちゃんと久しぶりに会えたし。」
永瀬がじっと私を見た。
茶色の瞳に見つめられてドキドキする。
どうしたの、と言いかけた時
ふわっと風が吹くように
永瀬が私の頬に口付けた。
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きっちょむ(プロフ) - Kokoさん、ありがとうございます！楽しみにしていただけて、嬉しいです。おまけ、違う人目線のお話にしようと思いましたが、二人の話も入れようかな…。お楽しみに！ (2019年10月22日 23時) (
レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
Koko(プロフ) - まだまだ2人の続きが読みたい！！いつも更新楽しみにしてました☆ (2019年10月22日 23時) (レス) id: 6359401af5 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - さちままさん、ありがとうございます！いつもコメント、励みでした。社会人編…いつか書けるかな。前向きに検討します！ (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - 二人仲直りできて良かったです。又いつか社会人編とか読んでみたいです。二人のラブラブならなんでもいいかなぁと思うくらいこのお話が好き。おまけ楽しみしてます。 (2019年10月22日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - りんりんさん、ありがとうございました！ここまできたら、ぜひ結婚してほしいですね！書いてて親みたいな気持ちになりました(笑)おまけも頑張りまぁーす！ (2019年10月22日 22時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きっちょむ | 作成日時：2019年10月14日 9時
