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朝起きて、今日から何しようかと考える。
期間は１ヶ月。何かを極めるには難しいかもしれないけど
自由を満喫するだけなら、まあまあかもしれないと思う。
料理でもしようかな。
家で手伝い程度にはするけど、きちんとやった事はない。
とりあえず図書館で料理の本でも借りてこよう。
小さい頃から、本が大好きだった。
夢はそれこそ、『自分専用の図書館が欲しい』
料理本と言いつつ、何か借りてこようと思うと、ちょっとわくわくする。
ネットで図書館を探し、行ってみた。
自分のアパートから割と近くにあり、私は途端に嬉しくなった。
夢中で本を探す。読む。
そうしてるうちに
「あれ…A？」
と名前を呼ばれた。
ここには私を知っている人はいないはず…！と
ちょっと焦ってキョロキョロすると
「よっ」
蒼弥が立っていた。
A「え？蒼弥？」
猪「何、Aの家、近いの？」
昨日ぶりに会う蒼弥は、本を何冊も持っていて
それも小説からコンピューター系、心理学に宇宙学、美容系専門誌と色んな種類の本を手にしていた。
A「蒼弥、本、好きなの？」
猪「そうなんだよなー」
似合わねーだろ？なんて彼は笑うけど
蒼弥の立ち居振舞いや使う言葉の端々から、本好きが分かるような気がした。
蒼「ところでさ、A今日休みなの？」
A「えっ？」
突然聞かれて面食らったけど、そういえば昨日、蒼弥に職業を聞かれて
咄嗟に「大学生」ってウソ、ついたんだった。
A「えーと、大学はね！休みなの！１ヶ月…」
自分で、そんな大学ないだろうって突っ込んだけど、なぜか蒼弥は深く追及してこなくて
代わりに、にっと笑うと
蒼「じゃあさ、A、店行かね？時間あるなら…」
それだけ言った。
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きっちょむ(プロフ) - めろんぱんさん» めろんぱんさん、いつも励ましのコメント、ありがとうございます！本当に嬉しいです♪次も楽しんで書きながら、めろんぱんさんに楽しんでもらえる作品、考えますね！応援、ありがとうございました♪ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - きっちょむさんの作品大好きなのでまた作品楽しみにしてます(^^) (2020年5月19日 23時) (レス) id: 3589a32c79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きっちょむ | 作成日時：2020年5月2日 12時
