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家の片付けは明日の私に任せることにして、
サクッとお風呂に入って、寝室へ。
そう、同じ寝室です。
さらに、同じベッドです。
悩みに悩んで決めたクイーンサイズのベッド。
この家に搬入して実物を見た時、
「やっぱちょっと大きすぎた？」
「なんか貴族みたいですね」
と照れ隠しを含む、ふわふわした感想しか浮かばなかったけど、
いざ寝転がってみると
2人並んでも圧迫感がないし、寝心地は最高。
ここ数日は快眠で、すこぶる調子が良いのである。
「明日も同じ時間にマネージャーさんがお迎えに来ますか？」
右側を向くと、既に重たそうな瞼でゆっくり瞬きをしながら彼は答えた。
「うん。明日は……金曜か。Aは？」
「お休みなんです」
「えーそうなんだ！じゃあ早く帰ってくるね！」
「嬉しい。待ってます」
よしくんは、「えへ」と笑って私の手を握る。
「あ、朝はゆっくり寝てていいからね」
「起きますよ？」
「いいよ、いいよ！抜き足差し足忍び足で出ていくから」
「えー。起きた時によしくんがいなかったら、寂しいじゃないですか……」
思い切って甘えたモードで言ってみたけれど、反応はなし。
数秒後には、すぅーという寝息が私の耳に届いた。
「……あれ？もう寝ちゃった？」
ベッドサイドのデジタル時計を確認すると、日付が変わってる。
「おやすみなさぁい」
小声で呟く。
ほんの少し口角がピクっと動いた気がする。
愛しい寝顔を目に焼き付けてから、そっとライトを消した。
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ﾖ-ﾘﾝ(プロフ) - 櫂さん» 櫂さん、こちらもお楽しみいただけて幸いです。本当にありがとうございます。いつでも遊びにきてください！ (2022年8月12日 7時) (
レス) id: 3d151d95ac (このIDを非表示/違反報告)
櫂 - こちらの作品も読ませていただきました……本当に素敵な作品です。幸せな空間がすぐ想像出来るので、また読みにきたいと思います。完結までお疲れ様でした！ (2022年8月6日 23時) (レス) id: 4f295eac92 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖ-ﾘﾝ(プロフ) - ひささん» ひささん、ありがとうございます！ぜひともよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年10月19日 0時) (レス) id: 3d151d95ac (このIDを非表示/違反報告)
ひさ(プロフ) - 新しいお話、楽しみにしてます！ (2021年10月18日 5時) (レス) @page44 id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖ-ﾘﾝ(プロフ) - ひささん» ひささん、いつもありがとうございます。そうですよね……やはり寂しさが募りますよね。私の物語がそのようにお役に立てていること、大変恐縮です……！本当に嬉しいです。完結までお付き合い頂けると幸いです。 (2021年10月5日 1時) (レス) id: 3d151d95ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾖｰﾘﾝ | 作成日時：2021年9月19日 1時
