ツンとデレの比率〈 Nozomu.K 〉

#５ ページ5

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あの後 、色々試して見たけど


全然駄目で望が嫉妬している様子なんて


これっぽっちもなかった 。
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.. と私は思うんだけど ＿＿＿＿＿＿


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「 いやいや ! めっちゃ望 、嫉妬してるで ! 」


神ちゃんがそう言うからもう少しだけ続行 。



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重「 A 、A ! 」


大毅が小さな声で呼ぶ 。


ちなみに私と大毅の席は隣 、


「 なに ？ 」


それに合わせて私も小さな声で聞き返す 。



今は授業中だから 、先生にばれないように 。





重「 これ ! 」


大毅が私の席にぽんっと置いたのは

小さな紙 。



開くと 、神ちゃんからで




” 放課後もしげと帰ってな ! ”




と書いてあった 。








その下に私も


” 分かった ”


と書いて大毅に渡そうとした 、ら 。



重「 あ 、これも神ちゃんから 」


そう言って 、手を突き出す 。


また 、神ちゃんから ？


そう思いながら受け取ると ..

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「 ぎゃああああああああああ ‼︎ 」



… 今日は 、最悪だ 。
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