マッシュ・バーンデッドと下級メイド ページ1
魔法界。
魔法の巧拙によって身分が決まる世界。
フィール家はそんな世界の下級貴族である。
もっとも、フィール家は魔法ができないわけではない。
むしろ応用に関しては得意とされる。
だが、アホが多いのだ。
ていうか、ほとんどアホ!全部アホ!
そのアホの家系に売り飛ばされた少女が一人。
『マッシュ様のメイドをしろと言われましたが、ここはどこでございましょう、。』
ラズ・フィール。
この少女も例外なくアホである。
イーストン魔法学校。
その編入試験を受けるマッシュのメイド兼見張り兼護衛役を任されたのだが、
入って三歩で迷った。
「ふんふんふんふんふん」
マッシュ・バーンデッド。
誰もが当たり前に使っている魔法が使えない、この世界に相反する存在。
ラズが仕えなければならない存在。
[き、筋トレ?そういえば私なにも持ってきていない、、持ってるのは杖位、どうしよう。]
筋トレをしている状況をスルーできる程度にはアホである。
「おい、こっちだ!」
怪しげな黒い全身タイツ(?)に身を包んだ不審者。
『不審者、でございましょうか。』
通報すべきか、と考えるラズ。
「ブラッドだよ!依頼人の!」
ぶらっど、、と記憶の引き出しを探していると、
『あ、依頼人のお方ですね。』
「最初からそう言ってるだろ!」
ようやく思い出したようだ。
[そして、あの方がマッシュ様。そして、祖父のレグロ様ですか。]
『ご依頼、ありが』
ありがとう、と言おうとしたところを遮られる。
「バカ、お前話しかけんなバレるだろ!前のマッシュに話しかけるんだ!大体のことは伝えてある!」
※もうバレてます
区切ります。
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ゆきは - パスワードわからなくなりました。 (1月28日 15時) (レス) @page1 id: fa77950290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきは | 作成日時:2024年1月28日 15時