【男性】シェア、ハウス……だと？4【声優】

解決策 ページ50

貴「んぁ〜！疲れたぁー！！」
　

アフレコとラジオ放送を終え、久々に疲れたな。
こう言う時って、パァーっとやりたい。ってか、飲みたい。
　

櫻井「おい、A」
貴「ぬぅあっ！櫻井さぁん！」
　

うわぁ、自分でもキモいと思う声が出たわ。
櫻井さん、ドン引きだわ。

　
櫻井「……覚えてる？」
貴「ん？」
櫻井「やっぱりな」
　

ん？え？はぁ？私なんかしたっけ？
も、もしかして、無意識に櫻井さんを襲っていた？
　

貴「大丈夫です。責任取ります」
櫻井「何のだよ。あー、もーいいよ。A嫌い、大嫌い。じゃーね」
貴「ええぇぇぇ！？」
　

拗ねてるの？可愛い……じゃなくて！
大嫌いとか、私の心がバッキバッキやないかぁ！
　

鈴村「お、Aじゃん」
貴「鈴村さん！」
鈴村「これから一杯どうや？」

　
え、鈴村さんからデートの誘いとか。
美味し過ぎんだけど。
　

櫻井「けんいちくん、けんいちくん。残念だけど、Aはこれから俺とデートなんで」
貴「あーれぇ？櫻井さん、私のこと大嫌いなんですよねー？」
　

今更だけど、めちゃくちゃ根に持ってる私って、本当に子供だなって思う。
　

鈴村「たかぴろくん、折角だしAに選らんでもらいまひょ」
貴「ねぇ、けんいちくんとかたかぴろくんって読み方流行ってんの？」
櫻井「どっちと行く？？」
　

メガネ越しでそんな可愛いおめめしないでよ。
まぁ、決まってるんだけどな。
　

貴「三人で行きましょ」
鈴村「言うと思ったわー」
櫻井「今度は、二人きりで」
貴「大嫌い」
櫻井「ゴメンって……」
　

そこで「いやいや、大好きだよ」って言ったら、できる男100点なのに。
良いや、奢らせよ。

この小説の続きへ→←避難訓練

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す