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(みつ.........。)
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難しい顔をしたままの俺達に
みつは悲しそうな顔をしている。
一体その表情の内に、何を秘めてるの？
確かに友情を育む俺達だけど
みつだけは自分の話、しないよね。
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相手のことを自分は知ってるけど
相手は自分のことを知らない。
そんな距離感が心地良いのかも知れないけれど
俺は、嫌だ。
みつに出会って、嫌になった。
それでもいい、踏み込まないのが
人と上手く関係を作るコツだし
相手の為でもある。
だけどね、みつが大切だから
そんなこと関係無い。
キミの全てを知って
キミがピンチの時、いつでも助けたい。
そう思えるようになった。
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(言ってくれないと、分かんないよみつ...)
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1人、違う方向に行った俺の思考は
千賀の怒鳴り声で元に戻った。
そして、慌てて上がった視線の先には
泣いている千賀がいた。
「ねぇ、ホントなの.........？」
「...............」
「宏光ｯ！！なんでこんなことしたんだよ！！」
今日も憎いくらいの晴天。
突き刺さるような空に昇る太陽とは対照的に
哀の色を帯びた瞳を居心地悪く漂わせる宏光は
一言も話さず、口を詰むんだ。
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あのこと、やっぱり言いたくないよね。
まぁみつが犯人。って言ったら
嘘ではないけれど、故意的じゃないんだ
やっぱりみつは悪くない。
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でも、それならなんで2回目は
抵抗すらしなかったんだよ...............。
みつの考えが、全く理解出来なかった。
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「宏光、何か言ったらどーなの！！」
「...ごめん。」
「ホントのホントに............宏光なんだな。」
ついに謝ってしまったみつに
千賀は本当なんだと勘違いしてしまう。
千賀も俺にとっては大事な親友。
二人が仲違いすることだけは
何としてでも避けたかった。
.
「千賀は、ソレ信じるんだ........俺は、みつの味方だから」
「...もう、分けわかんねぇ」
「玉も千さんも取り敢えず落ち着こ？」
「...............ごめん、俺帰るわ」
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なんで、こうなっちゃうのかな...。
俺は、出て行った千賀を慌てて追いかけた。
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じぇし(プロフ) - 君色。さん» 君色さんこんにちわ。ありがとうございます^_^更新は遅いかと思いますが、引き続きよろしくお願いします^^ (2018年1月13日 12時) (
レス) id: 8a24218bb8 (このIDを非表示/違反報告)
君色。 - すっごく面白いです！これから二人がどうなっていくか、見所ですね！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: 51a53eab2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じぇし | 作成日時：2017年12月9日 21時
