日常［bts］ (ページ16)

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陽が落ちる前、光が手すりに反射して眩しい

部屋は密閉されていて、息がしにくい

注意を、感情をにがせる場所がない

「お前ってさぁ。。。」

胸が痛くなる、一気に息がしにくくなった

「本当に……」

やめろ、それ以上なにも言わないでくれ

汗を掻く目の前が朦朧とし、自分と空間の境目がわからなくなる

やめて、やめろ

「ハル！！！！！！！！！！！」

誰かにでかい声で呼ばれて、瞬間的に覚醒する

ここがどこなのか、なにが起きてるのか、一瞬わからなかった

１つわかったことは、自分がすごく汗をかいていること

「大丈夫？すごくうなされてた。」

目の前の人からの心配より、さっきの夢が自分を意識を支配していて、聞く気になれなかった

「。。ハル？生きてる。。？」

目の前で手を振られ、やっと我に帰る

「うん、変な夢見ただけ。起こしてくれてありがとうグク。」

「本当に大丈夫？汗すごいからシャワー浴びたら？僕起きとくから」

「そうだね、行ってくる」

着替えをもってシャワー室にいく

水に流してもさっきの夢はこべりついて消えず、僕の意識を当分支配した

あの時のことが今になって蘇ってきた