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見ると、声をかけたのは目立つ赤色の髪をした生徒だった。その生徒はルーシーとアルバスが声に気がついたことを認識すると、駆け足で二人の元へとやってきた。
「こんなところで何やってるんだ。全く、面白いことするなら俺も呼べよ！」
「ギャレス！」
それはウィーズリー・ギャレスで、グリフィンドールの監督生だった。ルーシーの悪友とも呼べる彼は禁じられた森にいる二人を怒るのではなく、面白いことをしているのならば誘えと、監督生としてあるまじき発言をするのだった。
「ウィーズリー先輩」
「お、期待の一年生も一緒なのか。知ってると思うけど、俺はギャレス・ウィーズリーだ。ルーシーが言ってたように面白そうな奴だな」
屈託のない笑顔でそう話しかけてくるギャレスには、アルバスが“アズカバン送りになった父親を持つ生徒”としては映っていないようだった。その偏見のない、もしくは世間知らずな態度の自寮の監督生に、心のモヤが少し晴れた気がしていた。
「で、お前ら何してたんだ？場合によっちゃセバスチャンとオミニスにこっぴどく叱られるぞ」
「うﾞ、それだけは勘弁……別に、どうってことは無いさ。ただちょっと、禁じられた森に密猟者がいるっていう噂を聞きつけて行ったら気になってる一年生がいて、立ち話しをしてたら蜘蛛を怒らせちゃったってだけだよ……」
「ええ。大変な目に遭いました……」
「お前なぁ……」
そう言ってため息をついたギャレスに、アルバスは、言ってやってください先輩、と心の中で強く思っていた。
「あのな、面白そうなことをするんだったら俺も呼べって！前々からずっと言ってるだろ！」
「違うそうじゃない」
「「えっ？」」
思わず漏れた心の声に「意味がわかりません」という顔をした先輩二人をキッ、と睨みつけるアルバス。
「死ぬかと思いました！本当に、アクロマンチュラが一体どれだけ危険な生物なのか！それを先輩方は理解しているんですか！？」
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桜(プロフ) - ダンブルドア・アルバスではなくてアルバス・ダンブルドアじゃないだろうか？ (5月6日 10時) (
レス) @page3 id: e22cbff476 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - この先輩概念のやつめっちゃ好きなのだがもう続きは出ないのだろうか… (1月29日 19時) (レス) @page7 id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐うどん(元稲荷) | 作成日時：2023年12月11日 0時
