２４ ページ4
.
『でも、お値段高くつきますよ？』
北「え？」
意地悪い私が顔を出す
嬉しいはずなのにもっと北先輩と居たいと
そう思ってしまう
あとのこと何も考えてなくて
変な沈黙が流れてしまう
北「じゃあ、またうち来るか？」
『……え？』
考えてもいなかった言葉に
私は明らかに動揺する
また北先輩のお家に行けるの？
私だけが、行っていいの？
嬉しさに少しソワソワしてしまう
北「ばあちゃん、また会いたい言うとったで」
『そうなんですか！そ、それなら会いに行きます！』
北「…写真のお代、これでええか？」
『はい、先輩となら私は何でも嬉しいです』
気付いて貰えるか分からないけど
私の精一杯の気持ち
写真撮るの慣れてないみたいで私が
北先輩のスマホを借りてツーショット
北先輩のピース可愛い
何しても私の心に刺さっていく
『この写真、私にもください』
北「ああ、分かった。また連絡する」
『昨日、来てくださってありがとうございました。次は体育祭ですね、頑張りましょ！』
北「せやな、お互い頑張ろうな」
もう少し話していたかったけど
北先輩の後ろ姿をただただ見詰めた
嘘でも嬉しい家に行く約束と
撮れると思ってなかったツーショット
大袈裟に生きてて良かったと、心の中で呟いた
侑「おい、話し終わったならはよ手伝えチビ」
『…ほんとこの金髪ゴリラ！』
侑「お前今、北さんおらんか確認したやろ！バーカ！」
この男も本当に色んな意味でムカつく
私たちはやーやー言い合いしながら
文化祭の片付けを進めた
片付け終わるとクラスで
打ち上げに行く話になったが
何となく疲れた私は寮の部屋へ戻った
勿論、ティンカーベルとはお別れ
服はいらないと言われてしまい
私の部屋で封印
２日間の疲れが一気に身体を巡って
私はいつの間に眠りについていた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 254人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りょうまる。 - 男ですが北さんかっこよすぎてヤバイッス、、 (7月15日 22時) (
レス) @page24 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
比奈(プロフ) - ミホさん» ミホ様 > コメントありがとうございます！そう言って貰えるのめちゃくちゃ嬉しいです(；；) 読んで頂きありがとうございました🦊🤍 (2023年2月3日 19時) (レス) id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - めっちゃキュンキュンしました！完結おめでとうございます。 (2023年2月3日 19時) (レス) @page24 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
比奈(プロフ) - フェアリーさん» フェアリー様 > ありがとうございます！北さんも男子高校生なのできっとそういうだろうという完全なる妄想ですね（ 読んで下さりありがとうございます！🦊🤍 ︎ (2023年2月3日 19時) (レス) id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 完結おめでとうございます！北さん、最後の言葉、好き(語彙力低下) (2023年2月3日 19時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むむたろう | 作成日時：2023年1月30日 10時
