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私はいま
宮兄弟に引きずられている
それを角名が面白がって写真を撮っている
イカつい２人に抵抗する気も失せて
ずるずる体育館にたどり着く
流石に訳分からず
めいいっぱい抵抗する
『ちょ、馬鹿なん！？』
侑「あ？お前も調査するんや、部活のマネージャーやれ！」
治「そや！お前だけサボろうとしてるやろ！」
『たんま、たんま、角名、ホントこれ止めて！』
ッホホ、なんて笑いながら華麗にスルー
なんで私はこんなに振り回されてるんだ…
体育館の中へ入れられると宮兄弟が
“コイツ、マネージャーやりたいらしいです！”と
めちゃくちゃ大きな声で言った
私の意思を無視して
北「峰さん、また嫌がってるんとちゃう」
侑「そんなまさか！さっきまでめちゃくちゃやる気満々で体育館の前に来たら急にビビってるだけです！」
治「そうです！北さんコイツなら多分、俺ら目当てでも無いし真面目にやってくれると思います！」
なんでこういう時だけこの２人は息が合うのか…
もうこのまま捕まってしまう
と、思ってたら
北「峰さんの顔見る限り、お前らが強引に連れてきたんやろ。早く離したり。遊んでるとちゃうで」
ギクッ
と聞こえてきそうな勢いで２人は北先輩から目を離す
角名も怒られろ！なんて思って後ろを向くと
その姿は無かった
本当に逃げ足だけ早いな
私はやっと開放される
『あのっ、北先輩…！』
宮兄弟が諦めて私を放置したまま
着替えに行き、北先輩も戻ろうとしていたので
つい呼び止めてしまう
どうしよう何話そう
北「なんや、どうかしたか」
『なんで、私の名前…知ってるんですか？』
そうだ
この話題を出せば少しでも引き止められる
咄嗟に出たその話題に“ああ”と
思い出した感じの声を出した
北「峰さん、アイツらに気に入られてるやろ」
『…へ？』
なんか予想外の返しに思考が止まる
まさかあの３人に気に入られてるとか
ないない
どっちかと言うとおもちゃだと思われてる絶対
２年生になってからの１ヶ月ちょっとを振り返り
ぐぐぐ、と身体に力が入ってしまう
北「よく峰さんの話をしてんねん。だから覚えてる。峰Aさん、やろ？」
『は、い…』
アイツらが話してくれてる、話してない
そんな事じゃなくて北先輩が私をフルネームで
呼んでくれたことに思考がバグってしまった
もう交われないと思っていた目の前の先輩に
数cm、いや、数mm近づけたと思った
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比奈(プロフ) - Ninonさん» Ninon様：コメントありがとうございます！可愛いと言って貰えて多分喜んでると思います！この2人を見てる限り少し長い話になってしまうかもしれませんが最後までよろしくお願い致します！🦊🖤 (2023年1月29日 10時) (
レス) @page12 id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
Ninon - 北さんと夢主ちゃんがかわいすぎて！応援してます(^^) (2023年1月29日 9時) (レス) @page10 id: 8449700e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むむたろう | 作成日時：2023年1月27日 5時
