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午後からも部活があったらしいけど
私は帰っていいよと言われ即帰宅
この楽しみにしていたプレゼントの
開封式を
綺麗になるべく綺麗に包みを外すと
中からはハンカチ
とても淡い白色で
触り心地がとてもいい
全部、考えてくれたのかな
いつ買ってくれたのかな
考えれば考えるほど愛おしさを感じてしまう
川谷さん、私もう手遅れだ
拗らせちゃってるよ…
でも、それでも約束したから頑張るね
ハンカチを胸に当てる
勿体なくて使えないんだろうな
合宿で見てきた北先輩を身体中いっぱいに
私は眠ってしまった
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気付けば夏休み半ば
課題を少しずつ進めていた私のスマホに
とある連絡が入る
【課題手伝え】
【北先輩もいるぞ】
あのグループからの連絡だった
どうやら一緒に宿題をしてるっぽい
学年違うのになんで？
そのメッセージのあと
住所が送られてきた
ここに来いってこと？
あー、めんどくさいな
そう思いながら適当に着替えて
セミが鳴きまくってる外へと出た
送られてきた住所までたどり着くと
見たこともない一軒家
角名の家では無いはず…と標識を見たら
“北”と書かれた文字
えまって
北先輩の家来ちゃってる？私
うわもっとちゃんとした格好してこれば良かった
なんで寄りによって短パンに無地のTシャツなの
女子力置いてきたの私？
インターホン鳴らすか迷っていると
後ろから好きな人の声
北「峰さんも来てくれたんやな。侑たち、中おるで」
『き、た先輩…』
初めて見た北先輩の私服
黒シャツ…破壊力凄い
中へと誘導され、玄関に入る
『お、お邪魔します』
北「緊張せんでええよ、捕って食ったりせんから」
『食う…？！』
先輩の冗談に翻弄されつつ
靴を綺麗に揃えて中へ入る
すると畳の部屋ですでにお手上げ状態の双子
角名はさっき色んなこと気になって集中できない
って、断ってたな
お婆「あら、信ちゃん可愛い子やね〜」
北「せやろ？俺の後輩。婆ちゃん、茶っぱくれたのこの子やで」
お婆「その子かい、ありがとう信ちゃんと飲ませてもらったよ」
『いえいえいえ、こちらこそありがとうございます』
もはやなんのお礼か分からないけど
口走っていたありがとうは
北先輩のツボに来たらしく“緊張し過ぎやろ”と
笑われた
また北先輩が笑ってくれた
こんなに近くで嬉しいな
北先輩のおばあちゃんさんも
凄く優しそうなひとで“緊張することないよ”と
ににこにこしてくれた
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比奈(プロフ) - Ninonさん» Ninon様：コメントありがとうございます！可愛いと言って貰えて多分喜んでると思います！この2人を見てる限り少し長い話になってしまうかもしれませんが最後までよろしくお願い致します！🦊🖤 (2023年1月29日 10時) (
レス) @page12 id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
Ninon - 北さんと夢主ちゃんがかわいすぎて！応援してます(^^) (2023年1月29日 9時) (レス) @page10 id: 8449700e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むむたろう | 作成日時：2023年1月27日 5時
