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【 夜遅くにすまんな、改めて北信介です。
登録お願いします。合宿についての連絡___ 】



本当に連絡来ちゃった
しかもなんかすごい丁寧
わかりやすい文章

年下の私にこんな配慮してくれるんだ



北先輩らしいな、と思いつつ
忘れないようにスケジュール帳に予定を書く


少し前、無意識に北先輩の誕生日を書いていた私
決してストーカーではないです、安心してください




私は返信をしてから携帯を握り締めるように
眠りについた








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______合宿当日




うわー…
強そうなのいっぱい居る


自分の高校で行われる強化合宿
同じ稲荷崎グループの人達がやってくる





侑「今年も俺らが一番強いって教えたる、なあ、サム」


治「当たり前や、ツム」





双子は凄い闘争心だなぁ
夏だから余計に熱く感じる…



角名はちょっと怠そーな顔をしてる
この人は多分溶けるね、顔的に

銀島くんもなんだがやる気まんまん




すごいな、みんな本気でバレーしてるんだ
バレー部の見学はした事あるけど
正直2年の事なんて眼中に無かったから
こんな風に燃えてるの見ると
私も少し気持ちがたかぶってくる






北「お前ら、ちゃんと準備運動しぃや。そろそろ始まるで」






その言葉に双子はめちゃくちゃ大きい返事をして
2人とも爆速で体育館へ戻っていった

角名や銀島くんもその後についていった







北「今日から宜しく。なんかあったらすぐ呼んでくれてええから。無理せんでな」


『ありがとうございます!でも、お手伝いするからには全力で皆さんの力になります』







やる気アピールをしたら
少し表情を緩めて“頼りになるなぁ”と
言ってくれた彼

今日もやっぱり、カッコイイな



北先輩は2年の後ろを追い掛けるようにして
体育館へ戻っていった




私はとりあえず
ドリンクを早速作っていくか


北先輩にさっき教えてもらったやり方
んー、夏だとすぐ欲しくなるだろうし多めに作るか


ボトルのある分だけドリンクを作り
2カゴ分を1回では流石に無理そうなので
1カゴずつ運ぶ



いやー、おも
久々の力仕事は大変だな

作ったやつを落とさないように
慎重に運んでいると体育館から出てくる
大勢の大男たち


ひぇぇ、でっかいなぁ…






「も、持ちましょか?!」

『いえ、大丈夫ですよ!』

「じゃあ、俺が持ったろか?」





急に知らない男たちに囲まれて
あわあわしていると
“ありがとう、でも俺らが手伝うからええよ”と
北先輩が私の前に立ってくれた









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設定タグ:HQ , 北信介 , 稲荷崎   
作品ジャンル:恋愛
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比奈(プロフ) - Ninonさん» Ninon様:コメントありがとうございます!可愛いと言って貰えて多分喜んでると思います!この2人を見てる限り少し長い話になってしまうかもしれませんが最後までよろしくお願い致します!🦊🖤 (2023年1月29日 10時) (レス) @page12 id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
Ninon - 北さんと夢主ちゃんがかわいすぎて!応援してます(^^) (2023年1月29日 9時) (レス) @page10 id: 8449700e48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むむたろう | 作成日時:2023年1月27日 5時

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