02 ページ2
.
結成されてすぐ彼らは
インターハイがあり大忙しのようで
発展はなし
なんならもう忘れてるのでは?
と、思うけど何故か
LI○Eのグループがちゃんと組まれている
んー、私に何が出来る?
どうしよう
もしバレたとき、嫌われちゃったら…
いやいやそもそもお近付きできる人ではない
話したこともないし、近付いたことすらない
いつも遠くにいる先輩
侑「おはようさん」
『おはよー』
侑「なんやそんな不細工な顔して」
『あのね、ツムは女の子になんでそんなことしか言えないのかな?』
侑「メスブタのがええか?」
『うるさい金髪ゴリラ』
ハァァン?!とキレるツムを無視して
窓の外を眺める
あ、体操着の色的に3年生かな
侑「北さんのクラスやん!呼んだろか」
『ちょ、いいって馬
侑「北さーん!」
こいつほんと馬鹿なの?
頭沸いちゃってるの?
私の上から手を振るツム
チラッと下を見ると北先輩
はあ、カッコイイ
“おいっ、お前も手ェ振れ”と小声で言われ
嫌だよって反論していたら
手を捕まれ強引にぶんぶん振らされた
北「峰さん、嫌がってるんとちゃうか侑」
侑「す、すみません!!」
バッと手を離して頭を下げるツム
って、待って
いま名前呼んでた?
喋った事ないはず
てか喋ったら絶対覚えてるはずだもん
もしかして…
とキッとツムを睨むと“あーこわ”と
なんとも思ってなさそうに席に座った
絶対変なこと言ってる
私はブスだとか言ってるんだ
もー最悪だ
嫌な事を考えていると予鈴が鳴る
教科書やらなんやらを
ちゃんと出してる事を確認し
また外に視線を移す
あ、いた
さっきよりも人数が増えていても
北先輩のことはすぐに見付けてしまう
“峰さん”
別に特別な名前じゃないのに
凄く大事なものに思えた
嗚呼でもこいつのせいで
変な風に思われてるんだろうな…
あーあ
お近付きになる予定も無かったけど
少し胸の奥がチクッとした
.
183人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
比奈(プロフ) - Ninonさん» Ninon様:コメントありがとうございます!可愛いと言って貰えて多分喜んでると思います!この2人を見てる限り少し長い話になってしまうかもしれませんが最後までよろしくお願い致します!🦊🖤 (2023年1月29日 10時) (レス) @page12 id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
Ninon - 北さんと夢主ちゃんがかわいすぎて!応援してます(^^) (2023年1月29日 9時) (レス) @page10 id: 8449700e48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むむたろう | 作成日時:2023年1月27日 5時