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「お待たせしました」
『いえいえ』
制服姿の矢花くんは、いつもと同じ調子で挨拶をする。ちょっと寒いね、なんて世間話をしながら、ただ歩く矢花くんに着いていく。
「すぐ近くなんで」
商店街の、終わりのほう。地下へ続く階段を降りる。こんな場所あったなんて知らなかった。

そこはレストランだった。打ちっぱなしのコンクリートが冷たさを漂わせているけれど、入り口のベルが鳴れば暖房の効いた空気。美味しそうな匂いも広がっている。

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作者名:きたほ | 作成日時:2020年8月18日 2時

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