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. ページ17

『重くない？』
「委員長こそ」

私たちは、仕方なく前に抱えて運ぶことにした。
矢花くんは一人で大丈夫と言い張ったけれど、キーボードの他にスクールバッグとトートバッグまで持って歩くのにはさすがに無理があった。

「すみません。図書室で借りてきちゃって…今日にしなきゃよかった」
『いいのいいの！それよりつらくない？』
「大丈夫です。バイト、結構力仕事なんでわりと鍛えられてます」

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作者名：きたほ | 作成日時：2020年8月18日 2時

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