記録．8 ページ10
ガタｯｺﾞﾄｯﾊﾞｷﾊﾞｷｯ
暗夜「ｯ?!」
急に部屋の中の物が壊れるような音が聞こえた。
なぎさ「…… ちょっと見てくる。あんたはここにいなさいよ、？」
暗夜「えっ？……わかった。」
正直、1人になるのはすごく怖いが……それしか選択肢がないだろう…
━━━━━━━なぎさ視点━━━━━━━━
一瞬で最悪の事態に陥った。まさか「あいつ」が自分で来るなんて…しかも1人だ。
……暗夜は気に入られてしまっている
なぎさ「あんたが1人か…珍しいねぇ…何の用だい？」
？？？「あぁ…なぎさか…! 暗夜くんを知らないか？次の実験は暗夜くんなんだが……困ったなぁ…!」
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯ
そいつは穏やかな顔をしながら暗夜の部屋のものを壊し始める。目の奥から怒りなどの感情が感じられる。
なぎさ「…知らない。あと部屋のものを壊すのはやめろ…！」
？？？「あぁ、ごめんごめん笑 物は戻しておくよ。………また来るね(ﾆｺｯ)」
なぎさ「ぜっっっったい来るな」
笑うな気持ち悪い…表情に人の温かさが感じられない。まるで仮面だ。
私は今、凄く嫌そうな顔をしているだろう。あいつはそれを見て面白がってる。殺してもいいだろうか…？
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
【朝】
なぎさ「と、言うわけだ。つまり瑠美は狙われていない。音にビビってたけど((ﾎﾞｿｯ」
瑠美「い…言わないでくださいよぉ〜……(涙)」
暗夜「よかったぁ〜!!てっきり瑠美が狙われたのかと思って助けようとしたんだけど力が入んなくてさ〜…焦ったァ〜w」
今、俺たちはみんなで集まって昨日のことを話している。1番部屋が遠い一樹でも気づきたらしい。
なぎさ「トラウマになってるな……それなのに言うのも申し訳ないのだが……結構気に入られているぞ……」
瑠美「ｯ?!それってやばいんじゃないの…？」
今日は瑠美の表情がたくさん変わって面白い…
暗夜「アイツにぃ〜？無理だわ｣
なぎさ「結構やばい状態だ。だから部屋の場所を変えないといけないんだ。」
一樹「ふわぁ……じゃあ、僕のところ来るぅ？」
なぎさ「さすがにダメだ。どこに隠れるか…」
暗夜「なぁ、思ったんだけど…」
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作者名：黒那 | 作成日時：2022年12月18日 16時
