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手越(やまちね)





手「おしっ！ついたよ〜ここが俺ん家だから！」





涼侑「わあぁぁぁ……きちゃない！」




うぅぅぅぅ…。




まぁ、俺は片付けるのが苦手だ…。




だから言われても仕方はないか！




手「大丈夫だって！ほら、おいで〜」




2人はしぶしぶといった感じで中に入ってきた。





手「んー、で。何する？」




適当なとこに座ってきく。




楽しそうだと言ったものの何をすればいいかよく分からない。




まあ、テキトーにパパッとやればいっか！




涼「あしょぶ！おしょとで！！」




山田が元気いっぱいに答えた。




だけど…




侑「やらっ。」





知念のこの一言でしゅんとして黙り込んだ。




そんな山田を見てどうしたのかと不思議そうに首をかしげてる知念。





そこで俺の出番！




手「2人とも！いいもの見せてあげる！」




2人の怪しむような視線は無視して部屋用のサッカーボールを取り出す。




手「見ててっ！」




ボールを足の上で蹴り上げる。




あまり遠くへは行かないように加減に気をつけて。




2人の方をみると…




涼「わぁ！しゅごい！」




と目をキラキラさせている山田と





侑「んんっ、すぅすぅ…」




山田にもたれかかって寝ている知念。





2人はしっかり手をつないでいる。




知念を喜ばすのは難しいが2人の姿にホッコリした。

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