304話 ページ26
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「その音声に嘘も何もなければ、奴は安心して現れる。
だから“アイデア”通り、
C'mon!!と元気よく叫ぶオールマイトとは裏腹に、その扉は静かに開かれた。
そこからヒーロースーツを纏った心操くんが顔を出す。
それに私たちは大歓喜。皆で彼のもとに駆け寄った。
忍者のようなコスチュームに、相澤先生のと同素材と思われる捕縛布を首に巻いている。
口元にはペルソナコードも装着していた。
以前A組 VS B組の合同訓練の時に使っていたらしいが、仕事が入って見れなかったんだよね。
「作戦を聞いた時は驚いたわ。
だって対抗戦の時は喋らせることは できなかったはずよ」
梅雨ちゃんが顎に人差し指をあててそう言った。
それに心操くんは薄く笑って「まいっちゃうよな」と呟く。
「四月になったらヒーロー科に編入して、皆と競い合ってくと思ってた。
その為に“個性伸ばし”訓練続けてきたのに、まさか進級留め置きなんてさ」
行けるぜ。
ぐっと手を握り、断言した。
彼が青山くんたちを「洗脳」した上で喋らせれば、嘘や敵意もなしにあの男と話をすることができる。
その分発動条件が厳しくなるそうだが、それが可能なだけ凄い。
自信ありげな心操くんに、より場が盛り上がる。
もはやこの作戦とは関係なさそうなことまで言っている人もいるし。
輪の中心にいる彼も「明るい……」と私たちのテンションに若干引いているようだ。
「相澤くんが鍛えてくれていた」
「やっぱ凄いや相澤先生ー！！」
根津校長のその一言に、またまた明るくなった。
心操くんは仮免非取得だったが、こんな状況もあってか目良さんに許可をもらえたらしい。
あの人が委員長代理なのかぁ。と人知れず驚いた。
「しかし……問題はここからでは？
誘き出して一網打尽に？可能だと？
数が減ったとは言え、その場に大量のヒーローが待ち伏せていれば、それこそバレてしまう」
常闇くんの最もな質問に、テンションが爆上げしていた私たちも難色を見せ始める。
しかしオールマイトたちはそれも見越していた。
「その場にいなければいい」
ああ、なるほど。
いやでも、彼は未だ反応がないと聞いた。
そんな状態でどうやって利用するのだろうか。
そこまで考えたところで、一つの可能性に辿り着いた。
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MR サナリア(プロフ) - ちょっ！もういいやっ！アニメ勢で多分これアニメより進んでる気がする…けど面白いからかんけーねぇ！よんじゃえ！ (3月17日 19時) (
レス) @page24 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
東屋(プロフ) - 更新楽しみに待っています…！！一気読みしてしまいました！頑張ってください！！ (2月12日 15時) (レス) @page40 id: 3ab66d3982 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです！！！！更新楽しみにしています。これからも読み続けます！！頑張ってください！！！ (8月27日 18時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠偉(プロフ) - あぁぁぁぁぁ続きが気になるーけど更新お疲れ様です！これからも読み続けるので頑張ってゆっくりでもいいので作品を完成させてください！応援してます (2023年4月10日 8時) (レス) @page18 id: 04dc814efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとや | 作成日時：2023年4月3日 11時
