302話 ページ24
·
「
青山くん一家だけはヘッドフォンをつける中、相澤先生は作戦を話し始めた。
「——————各所検証が必要ではあるが、たしかに実現性が高い……！」
校長先生が小さく頷きながら、彼の考えに賛同する。
塚内さんたちも同じようだ。三茶さんに青山くんたちを本部へ連れていくよう指示する。
それと共に、このことは他言しないよう頼まれた。
私たちは重い足取りで寮へと帰り、各々これからの戦いに備える。
そんな中、葉隠さんが手をぎゅっと強く握り、呟いた。
「絶対、倒そうね」
「うん」
眉間に皺が寄るのが分かった。
オール・フォー・ワン、私たちはお前を絶対に許さない。
■
同日午後、私たちはMt.レディを引率として、捜索に出ることとなった。
何名かはサポート科へコスチュームの改良を求めに行っており、全員集合とはいかない。
「おお！早かったな二人とも！丁度 皆準備が整ったとこだ」
いつものメンバーと話している途中、瀬呂くんが別の場所に声をかけていた。
まだ集まっていないのは緑谷くんと飯田くんだけ。恐らく彼らなのだろう。
「よかった、間に合って」
「何があったの？？？」
声こそ元気だが、二人の顔は何故か潰れている。ついツッコんでしまったじゃないか。
彼らが来たのを確認し、Mt.レディが話を始めた。
どうやら青山くんのことは知っているようだ。
「解放戦線及び、敵連合の早期発見・掃討が最善策な事には変わりありません！
決着への近道を放棄するワケにはいきません！
戸惑い足を止める事こそ相手の術中！」
強く言い放った彼女の左目には傷ができている。
先の戦いでついたものだ。
「青山……手、取ってくれるかな」
芦戸さんがポツリと零したそれは、少しだけ不安が滲んでいた。
それに緑谷くんは「必ず戻ってくる」と断言。そして私はやっと彼の顔が戻ったことに安心。
「呪いになってねーといーけどな」
「大丈夫だと思う。
あいつはきっと、なりてぇ
今、私たちは青山くんを信じることしかできない。
たった一年一緒に過ごしてきただけ。
でも、
「切り替えて！
行くよ！緑谷くんを中心に展開！
雄英高校1年A組ヒーロー科！
捜索隊合流！！」
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MR サナリア(プロフ) - ちょっ！もういいやっ！アニメ勢で多分これアニメより進んでる気がする…けど面白いからかんけーねぇ！よんじゃえ！ (3月17日 19時) (
レス) @page24 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
東屋(プロフ) - 更新楽しみに待っています…！！一気読みしてしまいました！頑張ってください！！ (2月12日 15時) (レス) @page40 id: 3ab66d3982 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです！！！！更新楽しみにしています。これからも読み続けます！！頑張ってください！！！ (8月27日 18時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠偉(プロフ) - あぁぁぁぁぁ続きが気になるーけど更新お疲れ様です！これからも読み続けるので頑張ってゆっくりでもいいので作品を完成させてください！応援してます (2023年4月10日 8時) (レス) @page18 id: 04dc814efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとや | 作成日時：2023年4月3日 11時
