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No.32 ページ32
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道「あれ？大吾くん、なんで？」
西「散歩がてら来ちゃった」
ほれ、ここ座れば？って、自分の隣をトントンっとたたいた。
道「あぁ、うん……」
飛鳥さんにぺこっとお辞儀して車に乗り込んだ。
あ「では、他の方のところへ向かいますね」
西「はーい」
道「……はい」
しばらく走ってると、大吾くんがニヤニヤながら俺に向いてきた。
道「……ん？」
西「さっき、みっちー来たとき
"Aさん"って言わんかった？笑」
道「あ、いや……」
ちらっと飛鳥さんのほうを見たけど
もちろん、運転中やからまっすぐ前見てて。
道「いや、呼んでないけど？」
西「ほぉーん…笑」
それからは、特に話すこともないまま、全員の迎えが終わった。
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2022年9月20日 0時
