君はやっぱりタマノモノ―HusiQ.K―

No.27 ページ27

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ピンッ








7階についたエレベーターから降りた。









ザッザッ……









ん……？









北「タマ……？」



玉「みつ……」



北「その荷物……お前、まさか……」



玉「……」









黙ったまま、俺の横を通り過ぎた。









北「あっ、待て！」









ドンッ









玉「いって！」



北「だから止めたのに……」









まだちょっと開いてるエレベーターに乗り込もうとしたけど









間に合わずに顔面強打。









北「まぁ、この状況下じゃ、笑えないけど……」



玉「……」









高い鼻を抑えて、涙目で俺を睨む。









北「なぁ……もう来ない気か……？」



玉「……浮気するような奴のとこ、もう来たかねーよ」









ピンッ









今度こそというように









着いたエレベーターに乗って、1階に行った。









北「べつに……俺ら浮気してたわけじゃねーけど……」

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