育成記録

(ΦωΦ)の日しました。Ｔ ページ39

にゃーにゃにゃー

にゃーん



んー？

宮「猫？」

楽屋の外から聞こえた声に雑誌から顔を上げると、宮田も聞こえてたみたいでドアへと顔を向けた。

玉「宮田も聞こえた？」

宮「うん」

なんだろうねって疑問は、楽屋に入ってきたガヤとみつを見てすぐわかった。

北「はよ…」

藤「おはよ…」

ちょっと疲れ気味な二人の肩には、猫耳カチューシャつけたチビさんがずっとにゃーにゃー鳴いてる。

玉「おはよ。どしたの、可愛いのつけちゃって」

宮「おぉー！猫耳！萌え〜ですな♪」

挨拶も忘れて興奮してる宮田は、いそいそとチビさん達を抱っこして奪いニヤニヤしてる。

北「今日(2/22)が猫の日だって聞いて、耳つけるんだってきかないから、さっき専門店で買ってきた」

玉「へぇ〜。それで疲れてんの？」

藤「いや、買い物は全然。ただ…」

言い淀むガヤの視線の先では、にゃーにゃーと楽しそうに撮影会が催されてる。

北「朝からあーやってにゃーしか言わねえから、会話に困ってんだよ」

なるほど、猫の日だから猫になりきってるつもりなのか。

可愛くていいと思うけど、保護者のこの疲れようからして色々あったんだなって伝わってくる。

横「おはよー」

宮田と一緒にチビさん達とにゃーにゃー遊んでたら、渉が来た。

困り顔のガヤ達と話すと、任せろと言い近づいてくる渉の手には紙袋。

中からチビさん達のオヤツを取りだし、二人の前に置いた。

プリン美味しそ〜。

み「にゃーっ♪」

た「にゃにゃー♪」

み.た「にゃにゃーにゃにゃ！」

今のは、いただきます！かな。

猫語わかるって俺スゴくね？(笑)

横「ちょっと待って」

み.た「んにゃ？」

横「みちゅは今猫なの？」

み「にゃー！」

横「しゅけも？」

た「にゃー！」

横「ﾌｩ…、そっか。じゃあ、おやつはあげられないな」

み.た「にゃ！？」

横「体に悪いから猫は人間のおやつ食べちゃダメなんだよ。残念だけどこれは誰かに…」

み「ダメー！」

た「あげちゃイヤー！」

み「ねこやめるのー！」

た「しゅけたちねこじゃないのー！」

横「猫じゃないんだ？じゃあ、今からはにゃーじゃなくて喋る？」

み.た「しゃべる！」

横「なら食べていいよ」

た「やったー！♪」

み「いただきまーす！♪」



藤.北「........」



あっさりと猫語をやめたチビさん達に、苦労したんであろう保護者が頭痛を耐えるようにこめかみを押さえてた。

どんま〜い(笑)
　

包まれたくなりました。Ｙ→←リアルな…でした。Ki

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