望の風邪3

→ ページ10

大毅side

その日から俺らは泊まり込みで小瀧のそばにおる。
看護師さんにも協力してもらってファンにもバレないようにしてくれてて…

今日は俺の日。事件があって約1ヶ月…

まだ目覚まさへん小瀧…。

なぁ…いつになったらあの笑顔みれんの…

俺…小瀧とまた笑いたいねん…

大「お願い目ぇ覚ましてや…」

そう言って小瀧の手をぎゅっと握った。

その時やった…！

望「んっ……」

大「小瀧っ！？先生呼ぶなっ！あ、メンバーもっ！」

大毅「なぁ！！小瀧目ぇ覚ました！みんな！来てっ！」

照史「ほんまかっ！？」

淳太「すぐいく！」

流星「俺らのことわかるかな…」

崇裕「わからん！とりあえず病院むかう！」

智洋「うん！」

みんなすぐメール見てくれた…

先生もすぐ来てくれた。

先生「小瀧さん！わかりますか？」

望「はい……ここは……病院…ですか？」

先生「そーですよ。なぜ病院にいるかわかりますか？」

望「わ…わかりません…」

先生「自分のお名前わかりますか？」

望「小瀧…望」

先生「そーです。ではなぜ病院にいるか事情はメンバーさんがゆっくり話してくれますよ！」

望「？？メンバー？なんの？」

先生「！？ジャニーズWESTですよ？わかりませんか！？」

WEST−望大「のんちゃん！」

大「！？嘘やっ…なぁ…小瀧…俺らのこと忘れたん？」

望「すんません…どちら様ですか？」

WEST−望「え…嘘や…んな？」

ショックやった…

先生によると一時的なことで記憶が飛んでるみたいで、曲とかいろんなこと聞かせたら戻るって…

それでも小瀧が…記憶ないって…

先生には言われとったけど、ほんまになるなんておもってへんかったもん…

でも！俺は諦めへん。絶対記憶取り戻したる！

→→←→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す