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☆28 無言 柊side ページ31

柊「ティーカップも星奈ちゃんたちの食器も買ったし、ほかにどこか行きたいところある??」

星奈「私は、特に…」

柊「じゃあさ、少し話さない?」



星奈ちゃんが泣きそうになった理由
たぶん元彼のことだろう
何となくそう思った

歩いていて見かけた落ち着いた雰囲気のカフェ


柊「ここでいい?」



2人でゆっくり話したことは無かったな



柊「星奈ちゃんさ、A.N.JELLに入る気、本当に無いの?」

星奈「…わかりません」



しばらく黙ってしまった彼女がゆっくりと口を開く



星奈「私が加入したら、ギターが3人になります。A.Jにはベースがいない。今本当に必要なのはベーシストだと思っています」

柊「そこは心配しないで、俺がベースになる予定だから。こう見えて学生時代はベーシストだったんだよ?」

星奈「ファンの方がそれで納得しますかね?」

柊「納得してもらうしか無いよ。そっか、そこも考えてくれてたんだね。ありがとう。
加入についてはゆっくり、星奈ちゃんのペースで決めていいからね」

星奈「ハイ」



俺は、A.N.JELLに星奈ちゃんが加入すればもっと強いグループになると思う
でも、本人が嫌ならしょうがないとも思っている



柊「そうか…」

星奈「……」



それだけ話して俺も星奈ちゃんも一言も話さなくなってしまった
雰囲気、悪くなっちゃったな…
無言はつらいな

そう思いながらも、なかなか話しかけられない



美子「いました!柊さん!星奈ちゃん!」



カフェの外から俺たちを呼ぶ声が聞こえる


星奈「美子さん!」

美子「よかった…2人とも無事で」

柊「ゴメンな、心配かけて」

美子「いえ…みんな待ってます行きましょう」

柊「お会計済ませてくるよ。ここは俺の奢りね」



こうして、俺たちはみんなの所に戻れたのだが

俺と星奈ちゃんはまだ話せずにいた

☆29 入りたい→←☆27 笑顔


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日向 - 美男ですねの柊が大好きで、このサイトを見付けました!読んでいて凄く嬉しいです♪ (2015年10月17日 11時) (レス) id: 8be149e9b1 (このIDを非表示/違反報告)
早那(プロフ) - 太Ploveさん» 最高ですかぁ。嬉しいです (2013年5月30日 23時) (レス) id: 78eff69c83 (このIDを非表示/違反報告)
早那(プロフ) - ももさん» 楽しいですか?有り難うございます! (2012年11月30日 16時) (レス) id: 78eff69c83 (このIDを非表示/違反報告)
早那(プロフ) - あんみつ☆さん» ポン☆間違えてあんみつ☆にレスしたって(笑) (2012年10月24日 19時) (レス) id: 665b00175f (このIDを非表示/違反報告)
ポン☆(プロフ) - あんみつ☆さん» やほー いい感じぢゃん! ふぁいとぉー (2012年10月23日 17時) (レス) id: 8d264cac8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2012年9月30日 12時

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