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9話 ページ9
ピッピー！
「「ありがとうございました〜！！」」
放課後、廉と莉奈とバスケ部の試合を観戦。
結果は、大吾のいるチームが負け、高橋くんがいるチームが勝ちとなった。
大「れ〜ん〜(泣)負けた〜！」
半べそをかきながら廉に泣きついてきた大吾。
A「まぁ、ほぼ大吾のせいやけどな。」
莉「ボンマそれ。あんた上達って言葉知らんの？」
大「やって〜(泣)」
廉「あ¨〜うるさい。分かったから離れろや。」
鬱陶しいぐらいにベトベトしてくる大吾に嫌気がさしたのか、無理矢理大吾を離そうとする廉。
なんかおもろい(笑)
高「Aせんぱ〜い！」
そんなことをしてると、高橋くんが私のもとへちょこちょことやってくる。
高「俺のこと、見てくれました？」
唐突に聞かれるから、ちょっとおどおどしてしまう。
A「う、うん、見とったよ。高橋くんってバスケうまいんやね。」
高「うまくないっすよ。A先輩が見てくれとったんで、いつもより頑張ったんです！」
なんて、いつものキラキラスマイルで答える。
汗で髪が濡れてて、いつもより色っぽくて、ちょっとドキっとした。
廉「おい、何ふたりで話しとんねん。」
A「あ、廉。」
ヤバイヤバイ。
この人達の存在忘れてた(笑)
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作者名：西野恭亜 | 作成日時：2018年11月25日 22時
