今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:26,632 hit
小｜中｜大
19話 ページ19
目を覚ますと、お昼をとっくに過ぎ、もう日が暮れようとしている時間だった。
思ったより寝てしまった。
すぐそばには、廉の寝顔。
安心したようにふわっとしてて…
廉って、こんな綺麗な顔してたっけ。
こんなにまつげ長かったっけ。
いつも見ているはずなのに、見れば見るほどドキドキが止まらなくなる。
眠ったことで忘れたと思っていた感情がまた姿を現し始めた。
A「れ、廉〜。起きて、もう夜になっちゃうよ！」
できるだけいつも通りに言う。
廉「ん〜…」
そんな私の気も知らないまま。
私の背中に回っていた腕が、さっきよりも強くなる。
A「…！廉、起きてよ/////」
廉「ん…今何時…？」
A「もう5時回ったよ」
うわ、結構寝たわ！
なんて呑気に言ってる廉の隣で、私は顔の熱を冷ますのに必死だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 261人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：西野恭亜 | 作成日時：2018年11月25日 22時
