episode7 ページ7
A「わぁ〜‼この部屋ベランダひろ〜い‼」
って千鳥足状態で
俺の部屋の中を徘徊中のA。
「ちょっと、勝手にフラフラするな‼」
A「ちぇっ、ケチケチドケチ‼」
俺に注意されて
ふてく気味に真っ赤な頬を膨らませた。
“おしとやかで儚いイメージ”
会社で
100人中いたら99人が
口を揃えて出る彼女のイメージ。
でも…。
今、俺の目の前にいるAは
部屋の角に頭をぶつけて
A「いったぁ〜い‼」
って泣きそうな顔に一瞬なったと思ったら
次の一瞬には
A「ギャハハッ‼」
って大爆笑してるし…。
自由奔放過ぎるし
ふてくされた子供みたいし
酔っ払いのオヤジみたいし
みんなの思っている
そんなイメージとはかけ離れてて
この姿をみたら
幻滅しちゃうんじゃないの?
って思っちゃうくらい。
A「・・・///。」
急にどうした?
さっきまで
俺が注意してもやめなかったのに
電池が切れた様に静かにソファーへ。
「今、水持ってくるから。少し待ってて。」
Aにお水を持ってこようと台所へ行こうとしたけど・・・
バシッ。
無言で俺の手首を掴んだA。
「何?どうしたの?」
明らかに
何かおかしいA。
上目使いでウルウルした目。
そんな目で俺をジーッと見つめるから
さっきまで迷惑だって思っていたのに
不覚にも可愛いなぁって思ってしまった俺。
時間にしては
5秒10秒の世界だったと思うけど…。
A「私…。///」
「ど、どうしたの?」
A「私ね…。///」
喋るにつれて
程よく赤く染まった頬と
ますますトロンッとした目になっていて
他の男の人だったら
たぶん
理性抑えるの必死だろうって感じのA。
でも
その後の一言で
そんなムードもぶち壊しになるとは…。
A「気持ち悪い…。」
「えっ?」
A「ダメ‼吐きそう…。」
って口に手を押さえた。
「嘘でしょ?」
A「本当…。」
さっきのトロンとした目は
もうどこか行ってて
本当に具合の悪そうな表情にかわっていて
「ちょ、ここで吐くなよ‼トイレ行け‼トイレ‼」
A「ダメ…。動けない…。」
「ったく…。つかまれ‼」
俺は
Aの腕を自分の肩に回して慌てて行きなんとかセーフ。
まったく
なんなんだよ…。
Aが来てから
俺
振り回されすぎなんだけど…。
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韓国 - 面白いので、体調を崩さないように小説を書いてください。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: fe3d0dc37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:★かずは☆ x他2人 | 作成日時:2018年10月30日 4時