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ただの後輩のままで居て欲しかった。
居酒屋でどんちゃん騒ぐよりも、寂れたコンビニで種類の少ないアイスやぬるい肉まんを選ぶ方が似合う私たちのままで居たかった。彼の煙草の匂いを覚えなければ良かった。
この別れは、呪いだ。
呪いにしてしまったのは、私だ。
何よりも離れ難く、手放せず、忘れられない呪いにしたのは私だ。
"ただの先輩"で居れなかったのは私だ。
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ただの先輩のままで居て欲しかった。
手持ちのバイクでどこへ連れ出すでもなく、大学からの帰り道だけの景色しか彼女の背景に映らない。それでも満たされていた。売れ残ったべちょべちょの肉まんの半分が、何より美味しかった。
この別れは、呪いだ。
呪いにしてしまったのは、俺や。
何よりも離れ難く、手放せず、忘れさせない呪いにしたのは俺や。
"ただの後輩"で居れなかったのは俺や。
ショッピやっぱり会いに行っていいですか
ショッピあと俺、Aさんのこと、
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