#疑惑 �� ページ11
．
kn【 A、無事か？ 】
自室に戻るとすぐインカムが起動した。
シッマからだ。
『 うん。とりあえず今部屋におる。シッマは？ 』
kn【 なんか大広間にめっちゃ人おったから声掛けに行こうとしたらトントンに凄い形相で止められた。 】
『 せやろな。 』
kn【 話聞いたけどあれ俺等の話やってんな。 】
『 ほんま吃驚したよ。まさか今更そんな勘違いされるなんて。 』
ut【 どうせなら僕とが良かった。 】
突如聞こえてきた別の声の主は大先生。
大先生の思考は相変わらずやな。
『 まあ、あの場におったのがシッマじゃなくて他のメンバーやったら、他の奴との話題になっとったやろうね。 』
ut【 なんで行かんかったや、俺！ 】
kn【 大先生お前ほんまA好きよな。 】
ut【 好き。 】
『 やめろ、こんなところで告白すんの。 』
ut【 え、じゃあ今から行くね。 】
『 来なくてええ。 』
コンコンコン、
一分もたたずにノックされる扉。
『 ちょ、ほんまに来たん？ 』
ut【 俺ちゃうよ。 】
『 え、怖。誰。 』
恐る恐る扉を開けると
告白を断ったあの隊員。
え、
てか何で私の部屋知ってるの…？
『 君、なんでここ、 』
「 何で、俺じゃだめなんですか…？ 」
『 いてて…ちょっと君、落ち着いて、 』
「 コネシマ様がいるから…？俺はっ、 」
ut「 はーい、そこまでね。君、現行犯だよ。 」
私の腕を掴む隊員を剥がしたのは
無表情の大先生。
口調は優しいがかなり怒ってる、
目に正気が宿ってない。
「 …貴方には関係ありません、鬱先生様。 」
ut「 大有りだよ。仲間の、自分の上司の腕をこんな強い力で掴むなんて、お前、頭おかしいんか？ 」
「 っ、それは、 」
ut「 その汚い手を離せ。今すぐ。 」
手が離れたと同時に
上から降ってきた翡翠によって
床に押さえつけられた隊員。
そしてそれを見下ろす黄色い瞳。
zm「 こいつ殺してええん？ 」
sha「 半分だけな。残りの半分は俺がやる。 」
『 いや、あかんけど。 』
ut「 このままグルちゃんのとこ行こっか。今なら除隊で許してもらえるよ…きっとね。 」
「 …。 」
もはや何も言わなくなった隊員。
なんか、可哀想やな。
kn「 悪いな、お前に勝ち目はないらしいで。 」
「 …くそっ、 」
．
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＊＊＊(プロフ) - ただのヤニカス(タバコ吸ったことねえ)さん» 嬉しいコメントありがとうございます！そんなあなたがすき。 (3月8日 0時) (
レス) id: c7c3e52220 (このIDを非表示/違反報告)
ただのヤニカス(タバコ吸ったことねえ) - すき (3月5日 15時) (レス) @page29 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
＊＊＊(プロフ) - トールさん» 返信遅れてしまいすみません。タイトル等全て変更いたしました。ご指摘ありがとうございます。 (1月15日 1時) (レス) id: c7c3e52220 (このIDを非表示/違反報告)
トール - タイトル設定タグ検索避けできてませんよ〜＾O＾、早めに検索避けしてください。 (2023年2月18日 5時) (レス) id: 6044c7b66b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊＊＊ | 作成日時：2022年3月4日 0時
