私の日常２【wrwrd!】 (ページ8)

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#仲間ページ8

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今日は久しぶりの非番で

昼過ぎまで寝てしまった。

おかげで朝食に間に合わず

食事の時間が皆とずれてしまった。

…ここって普段誰もおらんかったら

こんなに静かなんやな。

いつもは全員揃っての食事だから

破茶滅茶でそして煩い。

いつもと違う、静かな日も

たまには悪くない、

そう思っていた。

「お、やっと起きてきたか寝坊助。」

『いやシッマもやろ。』

kn「俺のがちょっと早かったけどな。」

と、いつもより

若干テンション低めで

話しかけてきたコネシマも

先ほど起きてきたようだ。

『私は非番やからええねん。』

kn「俺も今日は非番やねん。」

『私はまた寝るから。』

kn「ほんま、よう寝るやつやな。」

『寝る子は育つねん。』

kn「もう育たへんから、飯食え。」

『 …またハシゴしようとしてんの？』

シッマは最近、食害信者だ。

ご飯を食べに必要以上に

何軒もハシゴする。

私は割と食べる方だから

ついていけるけど

よく巻き添え食らってる後輩組の

ショッピ君やチーノ君は

後半すごい辛そうな顔してるから

可哀想やなって思ってる←

っていうのも、

私は量食うし後半は食わせる側だから

ほぼノーダメ。

kn「今日はせえへんよ。人がおらんかって、Aと二人で行っても俺が食わされて終わるから。」

『ようわかっとるやん。返り討ちに合わせたろと思ってたとこや。』

kn「今日は自室に篭って本読むねん。」

実は読書家であるシッマ。

喧しいからアホに見えがちだが

意外にも博識で賢い。

『良い休暇を。』

話しながら

食べ終わった食器を片付けて

自室に戻ろうと席を立つ。

kn「なあ、」

と、シッマの声とともに

掴まれた左腕。

『ん？何？』

kn「俺等って、同期よな？」

『せやな、入った時期が一緒やからね。』

kn「俺等って、仲間、だよな？」

『っ、』

…何を言うかと思えば。

珍しく、

不安げに揺れる空色が

肯定しろと言わんばかりに

私の捉えて離さない。

『 …シッマにとって、私は仲間に入っとる？』

kn「当たり前やろ。ずっと一緒におったんやから、ここで出会った時からずっと仲間や。」

『嬉しいこと言ってくれるやん。私も仲間やと思っとるよ。』

kn「 …ほんまやろな。」

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