私の日常【wrwrd!】 (ページ7)

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#褐色の彗星ページ7

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なんだろう。

さっきから

感じたことのない重い気配。

ぱっと見、周りには誰も居ないが

確実に

どこかから気配を感じる。

場所は中庭。

しかも

この先は総統室。

狙いは私ではなくグルッペンか！、

まずい、

このままじゃ…！

そう思いインカムに手をかける。

知らせなきゃ、

『グルっ、』

「静かにしろ。」

低い声と力強い腕が

私の口元を押さえた。

そして

「私は褐色の彗星グルッペン」

『ふっw…ちょ、ほんまにびっくりしたなあ！もう！』

気配の主は

私が必死に助けに行こうとした相手。

この人また脱走してきたらしい。

そしてたまたま通りかかった

私を見つけて今に至る。

gr「俺だと気付いてなかったが、気配には気付いていたんだな。そこは褒めよう。」

『ここはあかんて。ましてや総統室前の中庭で怪しい気配、命の危機を感じたで。間に合わんかったらどないしようかと思ったわ。』

gr「もし間に合わなかったら、俺は死んでたか？」

『ど突き回したろか。簡単にそんなこと言ったらあかん。それに、そんなん有り得へんやろ。てかなんなん、褐色の彗星て。』

gr「かっこええやろ。」

『あかんと思う。時代背景てか、軍パロやで。(おい)やばいやん。』

gr「ええやん、ガ○ダムやで。(おい) 」

『てか、なんでここおるん。また脱走して来たんか。』

gr「違うゾ、今回は誘拐や。」

『は？わっ、ちょっと！』

なぜかグルッペンに担がれている。

gr「インカムのGPSは消させてもらう。」

『ちょっ、万が一なんかあったらどうすんねん！』

gr「もしもの時のお前だし、相手は俺だ。有り得ん。」

『どっから来んねん、その自信！てか降ろさんかい！』

gr「嫌じゃ。」

『もおおおおお！！！どこ行くねーん！！！』

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