私の日常【wrwrd!】 (ページ45)

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#仲間ページ45

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gr「待たせたな、調子はどうだ。」

総統室へ呼ばれて着いてからずっと

部屋にいなかったグルさん。

私が撃ち殺した男の様子を

自ら確認しに行ったという。

だから替わりにトン氏がいたという訳。

『 …気分は最悪や、けど、大丈夫。…グルさん、あの、』

勝手な行動をとったこと、

謝罪をしようとした時

私の言葉に

わざと被せるかのように

グルッペンが唐突に話し始めたのは

驚きの内容だった。

gr「つい先程、α国へコネシマ、シャオロン、ゾム、ショッピを送り込んだ。管制室にはロボロとオスマンがいる。4人の指揮は2人が取っている。じきにα国は地図から消えるだろう。」

『え、何言って…は？』

いや、確かに4人、ってか

ゾムが行った時点で国滅ぶのは

もう確定事項なんだが

地図から消えるってやばくないか。

世界ひっくり返そうとしとるんかな。

そんなん頭沸いとるやん。

『 αを地図からって…何して！、』

gr「仲間が傷付くところなんて、誰が望むか。あの場所があるから、お前は前に進めない。」

『っ、』

gr「いつまでも、過去に縛られるな。」

gr「 A、」

『！、』

私の両肩を掴み

鋭い真紅がぶつかる。

そして

gr「何も心配する必要なんて無い。俺等がついてる。」

私は

此処へ来て正解だった。

いつも怯えて生活してきた。

どこからか

命を狙われている恐怖。

過去への執着。

そして

未来への絶望。

下を向いて歩いていた時に差した

一筋の光は

私をここまで連れてきてくれた。

今まで恐れてきた【仲間】という言葉。

信じきれなかった。

ずっと。

私にはまだ

彼等に話していないことがある。

『グルッペン、トントン、二人に話がある。』

gr「 …聞こう。」

tn「 …。」

グルッペンは私の座る席の

向かい側に

トントンは右側に

椅子を持ってきて座った。

『 …実は私__________ 』

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